昨年の夏は会社を休職していたので、まさに『夏休み』状態だった。


その間、僕は実家が比較的近いので、嫁がバイトでいない日はそちらに行ってごろごろしたり、散歩したりしていた。

なぜ実家に行っていたかというと、ご飯が食べられるということと、自宅付近で平日にその辺をうろうろしているとご近所様の目に付くからだ。


それでも向かいに住んでいるおっさんから、『会社クビになったの?』とか聞かれた。

正直、こういうことを聞かれてもかなり困る。

「病気で会社を休んでいる」と説明したが、多分おっさんは、じゃあなんで家にいるんだ・・・と思ったに違いない。

『病気で長期療養=入院』が世間の常識だから。

しかし、まさか「うつ病で・・・」なんて言える訳が無い。

そんなことをうっかり漏らした日には、あっという間にご近所中に広まって、余計な差別(いろんな意味で)を受けかねない。


『ご近所様』というのは案外要注意なのである。

(そのおっさんは定年退職して毎日ヒマだった、というのもあるが)


「うつになったらまずは休養を」と、よく言うけれど、今の日本では(特に地方では)、こういう事情もあって無理をする人が多いんじゃないかと思う。