うつ病になって以来、やたらと心療内科や精神科の看板が目に付くようになった。
それまでは目に入らなかったものが、いざ自分と関係あるものになるといやに気になるのである。
で、ふと思ったのが、心療内科って妙に多いなっていうこと。
僕の住んでいる町も大小あわせて10件は軽く超える。
内科や歯科と同じくらいないか?っていうくらいある。
僕は勤務先の近くのクリニックに通っているが、そこから徒歩1分の距離にもう1件心療内科があったりする。
よくまあ経営が成り立つもんだ。
そんな中、気になる心療内科がたまにある。
総合病院でもないのに他科も診ているクリニックだ。
というか他科がメインなのが気になる。
僕の町にはそういうクリニックが2件あり、1件はメインが美容外科。
もう1件は耳鼻科。
しかも耳鼻科の方は「附心療内科」と看板を掲げている。
いかにも、ついでに心療内科を診てるっぽい。
この耳鼻科には行った事があるのだが、中は完全に純粋な耳鼻科だった。
あくまで素人から見た感想なのだが、心療内科って、クリニックレベルであればこれといった設備が必要ないと思われる。
注射するわけでもなく、レントゲンを撮るわけでもなし。
大病院であればECTとかMRIが必要なのかもしれないけれど、僕の通っているクリニックなんか什器一式と電子カルテ用のパソコンしか置いてなかったりするのだ。
カルテが手書きならパソコンすらいらないよね。
つまりに、何が言いたいのかというと、心療内科は「ついで」にやりやすい科なのではないかということだ。
うつ状態の人にはSSRI、統失っぽい人には非定型抗精神病薬、オマケでマイナートランキライザーを処方しておいて、自分の手に余るようなら他の病院に紹介してしまえばいいのだ。
なんだかこう書くと僕でもできそうだ。
法的には何科であろうと、SSRIだろうが抗精神病薬だろうが処方できるので問題はないが、僕的にはやっぱり心療内科や精神科を専門としているところで診てもらいたい。
どこかで、内科医がパキシルを処方しておいて、しばらくしても効き目がないからばっさり中止、なんて話を読んだけど、そんなことをされてはたまったもんじゃない。
精神医学はどちらかというと、医師の経験とかカンがものをいっているような気がするのだ。
だから、精神疾患については、もののついでに診ているような医師ではなく、精神医学をきちんと勉強した精神科医に見てもらうべきだと思う。