Telescopium | コレモカブログ

Telescopium

7/21(土)を予定しているコンサートのお知らせです。

Telescopium
宇宙にしずむ涙たち

日時:7/21(土)17:30開演
場所:名曲喫茶カデンツァ
チャージ:2000円+ドリンク代

演奏予定曲:
クライスラー「愛のよろこび」「レティタテヴィーヴォとスケルツォ」
マスカーニ「カヴァレリア・ルスティカーナより間奏曲」
ラヴェル「亡き王女のためのパヴァーヌ」
ホルスト 組曲「惑星」より「ジュピター」等

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2月、3月にピアノの蜂須みゆちゃんと演奏した
「鏡ノ中ノ中ノ鏡」の第二弾のようなものです。

今回も、
うつくしいって何だろうって考えながら選曲をしました。

タイトルのTelescopiumというのは、「望遠鏡座」という意味です。
星を見るときに使うツールが星座として登録されていることに、
何だかとてつもないロマンを感じてしまいまして。

「望遠鏡座」という名前をつけたラカイユという天文学者は
「彫刻室座」や「彫刻具座」、
「定規座」や「コンパス座」など
この人の周りにあったものからインスピレーションを受けたんじゃないかしら、、、と
想像せずにはいられない星座たちの、名づけ親だそうです。

どうしてタイトルが星空へ至ったかちょっと書いてみようかな。


いつからか、かなしい時は
必ず上を向くようになりました。

一種の自己防衛法なのかな。

他人によって自分を潰されそうになった事が何度かあって、
そのたびに目立たないように、と下を向いてきたんだけれど
やっぱり何だか非生産的で、そうなるのはきっと他人の思うツボで、
どこまで自分は惨めになれるのかしら、と
貪欲にどん底行きを試してみたこともあるけれど
どん底ってどうも癖になるの。刺激的だから。

嗜好品とよく似ている気がした。

10年くらいかけて、
貪欲にどん底になろうとしなくても、自分を卑下しなくっても、
目立たないように気をつけなくても、もう良いかな、と思うようになった。
そういう思考を子どものときから続けていたので、
飽きてきちゃった、というのもあるけれど。

上を向いていると、
いろいろ嫌な事を言われたことも、
嫌だった出来事も、
「あ、この視界には存在しないんだ」
と切り替えられるような気がする。

というわけで、お空には大変お世話になっております。
その気持ちもこめて、空からキーワードを引っ張りたかったんです。

それから、
「よくわからないもの」って何だか魅力的だと思うの。

実体のないもの・触ることができないもの・よくわからないもの
いろいろあるけれど

わくわくします。

昼間のお空も星空も触れないし、わたしにとってはよくわからない。
音は実体がなくて触れないし、すぐにすり抜けて行ってしまう。

お化けも上記にぴったりあてはまるけれど、こっちは例外かな。


それから、星空と同じくらい、
自分がわからなくて魅力を感じるものには
ギリシャ神話があります。

数年前からハマっていろいろ読んでいますが
「なぜそういう展開になるんだ~」というつっこみどころが満載でして
嬉々として読み始めて、なぜか10分後には爆睡しています。

何度読んでも「誰が誰のお母さんだっけ??」状態。。。
でもたのしいのでときどき読んでいます。

さて、そろそろ脱線しそうなので
今日はこの辺でお仕舞いにします。


今朝は良い天気!

梅雨に入ったらじめじめしたらあまり走れなくなってしまうから
今のうちにとっとこ走ろうかしら。

それでは、良い一日をお過ごしください(。・_・。)