ETERNA(エテルナ) | コレモカブログ

ETERNA(エテルナ)

昨日のコンサート「鏡ノ中ノ鏡」、無事に終了することができました。
ありがとうございました。

会場でもお披露目しました
蜂須みゆ作曲「エテルナ」のCD、中々好評で
とても嬉しかったです。

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以前、声の入っている音楽には
正直あまり興味がなかったのですが
(楽器至上主義の嫌い大アリですねえ、、、)

ハチス氏と出会って
「歌もいいもんだなー」
と思うようになり、
それからはぼちぼちと歌モノを聴くようになり

でもなんだかわたしはハチス氏の歌声が好きなんだよなあ、
とぼんやりおもっていたとき

エテルナの音源を聴かせてもらって
ピンときました。

この人の声は「儚いなあ」と。


自分が求めるものって

音楽でも他の表現でも、
「壊れやすいもの、いつか消えてしまいそうなもの」
が昔からとても多くて

「安全30年保証!どんなにたたいても毎朝起き上がる!」
のような、安心感たっぷり、どっしりとしたものや、

「どこにいても存在が大々的に感じられるもの」
にはあまり興味を示さないんです。


トイレットペーパーはいつか消えてしまう、
芯のところまでなくなる仕様のほうが好みです。
あと、安心感たっぷりのお菓子バリューセットなどは
とっても好みなのでそこのところは別腹としてカウントしております(笑)


お話があらぬ方向へゆきましたが
とくに求めているものは、
「儚い」と思わせるものがキーなのではないかしら、と。
(ひとりでウンウン、納得中です)


ただ、
あくまで表現としての「儚さ」であって
その表現をするためには技術的にも、精神的にも
ソリッドな部分も必要だと思っているのですが。。。(。・_・。)


しょうぎたおしを例に例えるなら、
「パタパタパタパタ」と音をたてるところですが
倒れていくたびに、もう形はなくなっていて
「スー・・・」という静かな音と共に砂地に戻るような。
実体を指で触れたはずなのに、消えてしまった。

そんな印象でした。
(例えが不思議でごめんねハチス氏)


曲のタイトルになっている、
ETERNA(エテルナ)とは
イタリア語で「永遠」という意味です。

今朝は曇り空。
午後からは、晴れるといいな。



きょう
同じお空の下で、
心からおいのりしています。