3学期制の中学・高校は、
中間テストの時期です。
テストが近づいてから
あわてて準備する人もいると思いますが、
英語は普段から基本的なことをコツコツ
こなしておく必要があります。
ところがどうしても楽をしたくて、
テスト直前にテストで出る形式に絞って
問題演習ばかりやりがちです。
しかしそれは、スポーツでいうと
普段の基礎トレーニングなしで急に試合前に
試合形式の練習ばかりするようなものです。
中学生以上の英語の学習では、
まず最初に基本となる作業があります。
その作業とは、
でてきた英文を
①自力ですらすら音読できるようにする
②自力ですらすら訳せるようにする
です。
①の「すらすら音読できる」、
というのはなぜか軽視されがちですが、
左から右にスピーディーに文章を
とらえられるようになるための基本です。
加えて、リスニング・スピーキングが必要な
今の学校英語においてはなおさら重要です。
英語に慣れていなければいないほど、
読むのが苦手であればあるほど、
まずは音から入りましょう。
ネイティブの音声を聞いて、
できる限りそれ通りに読んでみてください。
今学校の教科書はQRコードで音声が
聞けるようになっているものもあるので、
昔よりも練習しやすいと言えます。
なお、音読は次の②の「訳せる」の
定着のためにも重要なトレーニングです。
「音読の練習の仕方がよくわからない」、
「気が進まない」、
という方は是非コア英語教室へ。
過去の記事
も参考にどうぞ。
そして②の「訳せる」というのは、
正確に言えば、
単語・熟語の意味と文法を把握した上で
自分で訳が作れるということです。
当たり前のことなのですが、
ここで手を抜いたり
時間がなくて飛ばしてしまったりする人が
多い印象です。
結局のところ英文は
単語・熟語と文法の組み合わせなので、
この知識をそれぞれ増強していくことで
初見の文章にも対応できる
ちゃんとした力がついていきます。
そして①と同様に、
これもコアがきちんと毎回の授業で
取り組む内容です。
過去の記事
も参考にどうぞ。
学校の授業は大半文章を読みながら
単語や文法を確認していくところから
始まりますから、
その復習として①音読と②訳チェックを
日頃実施して、
きちんと土台を作っておくことが重要です。
コア入りたてだと
ここが不十分な人は結構多いです。
英作文は日本語から英語を作る
トレーニングも必要ですが、
英語学習が十分にできていない人は、
まずは上記①②のトレーニングを
定着させるところから始めましょう。