今日は手術前の各種検査と頭頸科、歯科の診察。

 

予想通り負荷心電図検査はキツかった。

途中で「苦しかったら調節します、大丈夫ですか」と何度か声掛けされるが、「まだまだ余裕です」とニッコリ答えて、最後までそのまま歩き通した。

 

病院や年齢などによって設定が異なると思うが、今日の私の場合は時速4.8kmで3分間、ウォーキングマシン(トレッドミル)で歩くというもの。分速80mなのでスピードは思ったよりゆっくり。これで3分間歩くと距離はたった240mなのにキツイと感じるのは、傾斜角が11度に設定されていたからだ。これを道路勾配に変換すると約19%の急勾配に相当し、240m進むと高さ約46m、何とビルの15~16階まで登ることになる。河辺の平坦な遊歩道を歩くのとは大違い、手術を受けるのもかなり体力が必要だ。

 

 

 

頭頸科では特に診察無し(エッ!)のようなので、こちらから上部消化管内科で下咽頭の内視鏡手術(ESD)を受けることを報告した。下咽頭は本来頭頸科の担当領域だが全く気にしている様子は無かった。

 

折角なので下咽頭のESD(内視鏡的粘膜剥離術)とELPS(内視鏡的咽喉頭手術)の違いを教えてもらった。どちらも全身麻酔、気管挿入で佐藤式彎曲型咽喉頭直達鏡というおぞましい器具をノドに挿入して、内視鏡を用いて行う粘膜剥離手術だが、両者の違いがどうも分からなかった。

 

どうやらELPSでは頭頸科医が執刀し、内科医が内視鏡を持ってサポートするツーオペ手術。使用する電子メスは内視鏡内に挿入するタイプではなく、単独の電子メスを使用する。これを頭頸科医が操作して手術するらしい。それに対しESDはワンオペで、頭頸科医が行う場合も内科医が行う場合もあるらしい。ESDならやはり内科医の方が慣れているので、下咽頭の手術であっても内科の方で手術すると言えばそちらにお任せするということなのだろう。

 

 

帰りは少し時間があったので豊洲の千客万来に行ってみることにした。

天気が良いこともあって人が多いが、ここでもYOU達がとても元気だった。