足元が少し寒いのでソファの上であぐらをかこうと思ったら、痛くて足が組めなかった。以前は普通にあぐらを組めていたのに、最近はその機会も無く、いつからそうなったのかも思い出せない。あぐらがかけなくても日常生活に特に支障が出るわけではないが、問題はその原因の方で、このまま放置しておくとよろしくないことになりそうな気がする。

 

 

あぐらをかけなくなる原因は股関節周辺の筋肉が硬くなるためだという。股関節周りの筋肉が硬くなると股関節が開き難くなり、筋肉自体も減ってきて、次第に歩行にも影響が出て来る。いわゆる「老人性歩行障害」というやつだ。いつかそうなる日も来るのかも知れないが、なるべく先送りしたいものだ。

 

筋肉が硬くなる原因はもちろん運動不足で、メタボも関係しているかも知れない。共に心当たりがある。冬は寒いし、今年の春先のように天候不順な日が多いと、どうしても体を動かす機会が減ってしまう。ようやく桜も開花し、これから新緑の季節に向かうと思うので、意識して運動不足を解消することにしよう(と思ってはいる)。

 

運動といっても私が行うのは買い物を兼ねたウォーキング、歯磨きしながらのカカトの上げ下げなどの超軽筋トレくらい。これに、これまでストレッチは意識していなかったが、股関節周りの筋肉をほぐすための何か加えないといけない。死ぬまで自分の足で歩きたいなら、どうも意識して体を動かすように努力しないと駄目らしい。

 

ところで、加齢や闘病で足腰の筋力の衰えを感じてウォーキングなどの有酸素運動を行っている人も多いと思うが、実はこれはあまり効果的ではないらしい。ウォーキングはメタボ解消や生活習慣病予防、持久力維持/向上には有効だが、筋力を維持/回復/強化したいなら筋肉を鍛える、つまり筋トレが効果的だという。言われてみると当たり前のことだが最近初めて知った。

 

筋肉を鍛えるには筋トレ、

硬くなった筋肉をほぐすにはストレッチ、

有酸素運動だけじゃ駄目らしい。