手術室(といってもいつもの内視鏡検査室とほぼ同じ部屋)で担当医がもうひとりの医師と「上手く持ち上がれば…」と話しているのを聞いた後、鎮静剤で眠ってしまった。その後、目覚めたのは鎮静剤後の待機部屋。その後、ストレッチャーで病室に運ばれた。胸やけみたいな感じはするが痛みは無い。

暫くして担当医が病室に来て報告を受けた。原発巣の瘢痕の近くは癒着していて剥がし難かったそうだが、ESD手術の画像で見るように粘膜層はキレイに剥がれていた。後は病理検査の結果待ちとなる。

今の病院に約2年前に転院してから今回が初めての治療。元々、放射線治療後の救済手術を受けるために転院したのだが、手術がキャンセル。その後はいろいろな検査を沢山受けたが、この病院で治療を受けるのは初めて。病棟に入るのも初めて。手術も生まれて初めて。

この病院の病院食が比較的良いとの評判を聞いて少しは期待していたのだが、手術前日から重湯。手術当日と翌日の昼までは絶食。水分補給のためミネラル入りの輸液を約24時間点滴投与されるがブドウ糖等のカロリー成分はゼロ。まあ、最近暑いので散歩もサボり気味だったのでダイエットには丁度良いかも知れない。その後様子を見ながら、重湯から食事を再開し、大体全粥になった頃に退院するらしい。選択メニューも豊富で試してみたいと想っていたが、その機会は無さそうである。

※カバー画像は病院の公式キャラクター"かにこちゃん"

 

追記1

まだ固形物がない流動食だが、今までの病院と比べて味付けはしっかりしていて悪くない。お粥180gをドンブリで出す病院もあったが、ここは120g程度と思われ丁度良い。

 

追記2

五分粥になって普通のおかずがついた。やはり塩分は少ないのに味がしっかりしていて美味しい。野菜をスチーム調理している病院もあるが、ここでは普通に煮ているのでスチーム調理独特の匂いがなくて食べ易い。結構いいんじゃない。