余命(生存期間中央値)を超えて無増悪無再発継続中

2023年2月

2021年6月に食道癌ステージⅣaと診断され、抗がん剤と放射線による治療で癌が消滅。治療終了から18ヵ月、CR判定から16ヵ月、無増悪、無再発にて経過観察中。

自覚する後遺症は頸部食道の軽い狭窄。放射線性食道炎の後、筋組織が繊維化して弾力を失ったためだろう。それも徐々に症状が軽くなって来たような気がする。

下咽頭や中咽頭に初期の多重癌や前癌細胞が見つかったが、今のところ大したことはない。再発しても定期的な検査で早期発見で対処出来ると信じている。

治療開始後10kg以上減った体重も元に戻り、逆に10kg以上太った(計20kg以上増)。BMI25未満を目指して少しダイエットしなくてはいけない。

最近、寒さのせいもあって、少しボォ〜と生きている。

もう少し人生に時間がありそうな雰囲気を無意識に感じ、考え事も行動も、もう少し後でも良いか、もう少しじっくり考えてみよう、みたいになってきている。

ステージⅣの癌だと宣告されて、遺言書いたり、断捨離したり、死ぬ方向ばかり向いていた。それが突然、その癌が消えたと言われて戸惑っていた。

いったん癌が消えたと言っても50~60％は再発するらしい。

もし再発したら半年、長くて1年などの情報も目にする。

自分は大丈夫だという根拠なき自信の裏にいつも再発の不安を抱えている。

でも最近、自分が物凄く贅沢なことを言っていると改めて気付いた。

ダイエットを考えるほど、自分の食道と胃袋で美味しく食事が出来ている。

それだけで十分恵まれている。幸運だ。

今後どうなるかわからないが、折角貰った平穏な時間がある。

いつまでもボォーと生きていたら、チコちゃんに叱られる。

さて、サボり気味になっていたブログの更新から始めようか…