インボイス制度に対する反対論が根強いです。
とある方の「いままで消費税をネコババしていたんだから、ちゃんと払え」というツイートは正しくなく、言い過ぎなところもありますが、おおむね私もこの考えに近いです。税負担は公平が原則です。今まで免除されていたこと自体が間違っているというのが私の解釈です。
日本は中小企業や個人事業主に対する優遇制度が多すぎます。ばら撒きと言われてもしかたなく、優遇措置をなくして財源を確保すれば、増税などしなくても各種問題に対処可能です。
そんなことをしたら会社がつぶれる、個人事業主はやっていけないという反論があります。一人社員や個人事業主、コンビニのオーナー、あるいは中小企業の社長、数万人の社員をかかえる社長。規模は違えど、自分の会社や事業であり、社長(事業のトップであり決断する立場)であることにかわりはありません。規模の大小にかかわらず税金をおさめる義務があります。
今まで免除されていたことが特権であり、それをはく奪されることを拒むのは単に既得権益にしがみついているだけです。既得権益にしがみつかなければ立ち行かない事業はゾンビ企業であり、つぶしてしまい社会の新陳代謝をはかったほうが次の事業が生まれる基盤になります。
インボイス制度に対応できないようであれば、そもそも事業をやる能力がないわけです。あきらめて会社勤めしましょう。