日本がいまだにファックスとフロッピーディスクを使い続けている記事が海外のメディアでありました。
苦笑したのはファックスとフロッピーディスクに注釈をつけ説明していたことです。たしかにいまのご時世、日本以外でファックスやフロッピーディスクをさがすのは難しく、見たことがない人が多数だと思います。
にもかかわらず、今の日本は役所も学校も病院も……いまだに使いつづけています。
電子メールにしない理由は誤送信したらこまるから、だそうです。じゃファックスは電話番号を打ち間違えないのか?と聞きたいです。電話番号登録済だからといわれれば、電子メールとて同じことができます。今は電子メールの送信直後に取り消せる機能もあります。
安全性という面ではファックスは送られた先で、誰もが読めてしまいます。社長あてのファックスを社員が手にしても情報漏洩しないなどとは性善説はなはだしいです。
という理詰めの話ではなく、いまだにファックスが蔓延しているのは、決定権を持つ人々がIT音痴だからでしょう。シニア世代が退くのが日本再生の近道です。既得権をもつ人々がいなくなれば、終身雇用も年功序列もなくなるので何重にもハッピーな世界がおとずれます。