少し前に日本の売春相場が下落していることを書きました。
金額が下がっているのは需要供給のバランスだけではなく、男の側の事情もあるみたいです。

日本某所の立ちんぼの相場は1.5万円のようですが、買う側としてもそれ以上は出せないのが実情のようです。ホテルもできるだけ安いところで済ますのが今の立ちんぼ事情です。

世界にはローカルの人々をターゲットにした売春システムというのが存在します。東南アジアからインドにかけてのチョンの間がその代表格です。ダニがいるような場所で、ローカルの肉体労働者の数日分の稼ぎ程度の金額で売春がおこなわれています。
外国人相手の相場が高いのは、外国人のほうがお金をもっているからです。

という昔話を思いだしました。
今の日本は私の知っている30年前のアジアそっくりです。1.5万円という相場も、日本人の数日間の稼ぎと一致します。昔の東南アジアを見ているようです。中国人や韓国人をはじめ、観光客のほうが裕福な姿も、東南アジアに遊びに出かけていた日本人の姿そっくりです。

この30年間、日本は時が止まり、まわりの国が追い越していきました。
もう追い越されてしまったのだと現実を認めない限り、日本は立ち直れません。過去の栄光にしがみついていてもロクなことはありません。