総務省幹部が首相の親族が勤める会社から接待を受けていた問題です。
法的な観点で考えるならば、接待を受けていた官僚は国家公務員倫理規程に違反するのでアウトです。
議員に限らず、タレントをはじめとする有名人でもですが、親族が問題をおこすと一緒になって謝罪させられるのが今の日本です。未成年ならともかく、成人ならば親は親、子は子です。子供の責任まで親がとる必要はありません。
別人格であるという首相答弁は間違っていません。この問題を軽視するつもりはありませんが、コロナなどほかに議論すべき重要案件があるでしょうと言いたいです。揚げ足取りしかできないのであれば、野党もメディアも悪でしかありません。
以上が法的視点ですが、現実問題としてイメージは良くないです。支持率は下がり続ける一方でしょう。
気の毒というか、何というか、貧乏くじをひいたのは接待された官僚のみなさんでしょう。実質的な人事権を持つ人間の息子にごはんを食べに行きましょうと言われて断れるわけないです。それでも断れというのが正論でしょうが、断れば左遷でしょうね。官僚の世界は長いものには巻かれろ、上司には絶対服従、これらを守らなければ出世の道が閉ざされます。
政治家が行政に介入しすぎなんですよ。