相変わらず時間をみつけては事件屋家業に精を出している。
いつか逆恨みで刺されても悔いはない。これが自分の生き方だから。
事件屋シリーズの副題は「パンドラの箱」、確か、一作目のタイトルも同じだったと思う。パンドラの箱を開けてしまったあたしに希望はあるのだろうか?せめてくたばる時にゃ、愛する女性の目をみつめて、「いい人生だった」
と言いたい。
先日、ひょんなコトから体を売る商売の女性と屋台で一緒になった。(肉体関係がある1わけではない)
あたしの口癖、
「女は嘘つき、男は浮気者」
を言ったら、
「女が嘘をつくのは、仕事のため。しょうがないのよ!」
と返された。
お金だけの関係の相手に嘘をつくのはどーでもいいとして、愛する男に対しても嘘をつかないといけない現実。何も言い返せなかった。
いつものあたしなら、
「あたしゃ、別に自分の彼女がソープに勤めていようが、AVに出ていようが、キャバクラに勤めていようが、気にしない。」
と言い返す。(実際そうだし)
が、たとえ、自分の彼氏が、そういう男だったとしても、嘘をつくのが女心。何も言い返せなかった。
綺麗事ばかり口にする女には彼女の気持ちはわかるまい。
どんなことをしてでも生きていかなければならかったあたしには彼女の気持ちが痛いほどわかる。