ノーベル化学賞を受賞された根岸教授の談話が載っていた。

その中のワンフレーズがこれ。

「若者よ、海外に出よ。」

ほんとそう思う。


20代が外資系メーカのR&D勤務。しかもHQ(本社)直轄の部署だった。

日本とアメリカ(シリコンバレー)、本社(欧州)の三拠点で仕事していた。海外で、いろんな文化、考え方に触れて仕事すること、優秀な人材に囲まれて仕事すること、今の技術ではなく、10年先、20年先の世界を見据えて仕事することを学んだ。なにより海外から日本を冷静に眺めることができた。

日本でナンバーワンになったって、たいして価値はない。世界には自分より優秀な技術者はごまんといる。まぁ、でも、kernelやXサーバのバグ取りやエンハンスを一緒になってやらさせてもらえたので、優秀な技術陣の中に、ちょこっとだけ足なり首をつっこまさせてもらえた。


当時は海外出張なんて大嫌いだった(これは今も同じ)が、今、思えば、外資系メーカに勤務していてよかったと思う。早くして世界を知ることができた。特にメーカのR&Dは、見ている世界が違う。それを学べたのが大きい。


若者よ、海外に出よ。

ほんとそう思う。
自分が井の中の蛙であることを認識できる。