三連休のバンコクではプールサイドで横溝正史を読んでいた。


江戸川乱歩を読みたくなった。


孤島の鬼 江戸川乱歩ベストセレクション(7) (角川ホラー文庫)/江戸川 乱歩
¥700
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週末部屋に篭って読んだ。



乱歩の長編小説の中で一番のお気に入り。


孤島の鬼をはじめて読んだのは中学一年のとき。明智小五郎シリーズは一通り読んでいたが、探偵モノとは違う作風に衝撃を受けたのをおぼえている。



乱歩は初期作品と後期作品で、かなり作風が違う。孤島の鬼はそのちょうど中間にあたる作品で両方の面白さを兼ね備えた傑作だと思う。


本作品には放送禁止用語、差別用語が山のように出てくる。角川から出版されているものは、かなり原作に忠実になっており、余計な修正を入れてない。



同性愛や畸形。愛する女性の遺灰を飲み込むまでの愛情。


10年ぶりくらいに読んだ。乱歩ワールドに陶酔した。





個人的には横溝正史も江戸川乱歩も駄作のほうが多いと思う。


横溝正史ならば八つ墓村、江戸川乱歩ならば孤島の鬼、陰獣、二銭銅貨くらいかな。何度も読みたいと思う作品は。