昔は、刺した、刺された、飛び降りた、、、、という話を毎週のように耳にしていた。


いろいろと顔が広かったので、知っている娘の自殺騒ぎもあった。




バンコク週報




三面に風呂屋の娘(日本でいうところの泡姫)の飛び降り自殺の記事が載っていた。


ポセイドン(現駐にも人気の風呂屋)なら、それなりに稼ぎもあるだろうに、人の悩みは他人にはわからないもの。




風呂の中で知り合うことはなかったが、夜中の飯屋で風俗嬢と知り合うことはそれなりにあった。


深夜のラチャダーの飯屋やエメロンの今は無きディスコで、泥酔した風俗嬢から愚痴を聞いたものだった。




客には絶対に話さない話をいっぱい聞かされた。


風俗を嫌い、貧困を嫌う自分は、この過程で確固たるものになった。





酒を飲んでも、薬を飲んでも、それでもやっていけないくらい精神がボロボロになるのよ!


遊び金欲しさの風俗嬢は単なるビッチだが、生きていくため(自分ではなく家族が生きていくため)の人達だっている。死ぬことすら許されない。自分が死んだら、家族も死ぬ。そういう世界。