ブログネタ:セミの鳴き声好き?うるさい?
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心地よい。
18歳までの記憶は忘れた。
少しだけ覚えていることがある。
父方の実家は地元の大邸宅だった。母は帰省することを嫌っていた。手に職をもっていたからだろうか、女性というだけで下座に座らせるのを好ましく思っていなかったようだ。
母方の実家は山奥の小さな一軒家だった。隣の家がみえないくらいの過疎地だった。
裏が林になっていて、夏になるとセミが鳴いていた。
7歳いや8歳くらいだろうか。
母方の祖父母の家で夏を過ごしたことがある。林があり、川がある。都会育ちの自分にはすべてが新鮮だった。
全てが自由なところだった。
全てが純粋なところだった。
こういうところで過ごせたら幸せだと思った。
人間のクズと呼ばれるようになった今の自分にはセミの鳴き声が聞こえない。