ローマって大都市。


リストランテに英語のメニューがある。


- 英語のメニューをお持ちしましょうか?(英語)

- んや。イタリア語のメニューでいいよ。(イタリア語)

- かしこまりました。これをどうぞ。(イタリア語)

- あんがと。(イタリア語)


てな会話になるわけ。



英語のメニューなんてみてもようわからん。


マーレはマーレ。シーフードなんちゅう英訳されたらニュアンスがかわってしまう。




初めてイタリアに飛ばされたとき。


まさか本社のある街がイタリア語しか通じない街だなんて知らなかった。


メニューはイタリア語だけ。スタッフもイタリア語しか喋れない。英伊辞典片手に30分かけて料理を注文した。



今でこそ、単語の変化を理解しているが、当時はポモドーリをひいても辞書にあらわれないので悩んだ悩んだ。



新しい言葉を覚えるときなんて、みんなこんなモンです。




本社の近くに面白いリストランテがあった。


メニューがない


その日のおすすめメニューをシェフが解説してくれる。


- 今夜はXXXXとXXXXとXXXXがございます。何になさいますか?(イタリア語)


ある程度、イタリア語に慣れたところで駐在暦(出張暦)の長い先輩が新米を連れて行って楽しむ店。(イタリア語の卒業試験みたいなもん)



凝った料理が多いので大変。料金だっていくら請求されるかわからない。



3年前に、久しぶりに行った。潰れずに営業していた。


懐かしく夕飯を食べた。


- 今夜のお薦めはXXXXのリゾットです。(イタリア語)

- XXXX?(イタリア語)

- はい。XXXXです。(イタリア語)

- (よーわからんけど)リゾットちょうだい。(イタリア語)


赤いリゾットが出てきた。


- これ何?(イタリア語)

- XXXXです。(イタリア語)

ノンカピスコ、、、、


わからんのだったら、もっとはよわからんと言わんか! < 自分



籠に入ったイチゴをもってきた。


イチゴベースのリゾットとは想像できんかった。ふらーごらという単語は知っていても、まさかふらーごらだとは思わんかった。




ちなみに味のほうは、、、、残した。


外すことのない店なんだが、はじめて外した。




今となっては懐かしい思い出。わからないときは即座にわからないと言いましょう。


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