考えてみた。


「今度、食事にいきましょう。」

「また、連れて行ってくださいね。」


日常生活で普通に交わされる会話だが、何の意味もない会話なのかもしれない。







二年前の最後の会話が、


「また、この店に来ましょう。」


だった。





この言葉を信じていた。

でも、その女性は結婚した。





ずっと悩んでいたが、結局、あの日が二人の別れの日だったのだとようやく気づいた。あの日が二人にとって終わりの日だった。




現実を受け入れることで、肩の重荷がとれたような気がする。


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