バスケット講座 1 ―もらい足について―
バスケット講座 1 ―もらい足について―
もらい足(ミートフット)について私なりの考えをまとめてみました。
バスケをするにあたって止まりながらボールをもらうことはほとんどありません。
動いていることを前提にもらい足を考えてみましょう。
ではなぜボールをもらうのか
1.シュートを決めるため
2.仲間が詰まったから…
この二点に絞って考えるとおのずと答えが見いだせると思います。
1の状況下では(ボールの位置にもよりますが)相手を抜き去ることを考えます。
すると優先順位は
①ジョーダンカット(マイケルジョーダンがやってました)
②キックミート
③前ミートからのロールターン
④ストライドステップからのピポットになります。
2の状況下ではシュートを優先に考えるのでもらい足はシュートミートに変化します。
①ゼロステップからのジャンプシュート
②ストライドステップからのジャンプ、セットシュート
③ジョーダンカットからの引き足ジャンプシュートになります。
トリプルスレットという言葉を私は死語だと思っています。
ドリブルができ、パスができ、シュートができるポジションでボールを持つ!
そんなことしたら間違いなくスティールされます。
プレーヤーはボールの位置、ディフェンスの位置を把握して、優先順位を決めます。
決めた優先順位によってボールを引くのか、押し出すのか、ボールを守りながら体を反転するのかなどを決めなくてはいけません。
最高のミートはその時その瞬間に決まります。
だからコーチは常に頭の中で最高のイメージを保ちつつプレーヤーと接しなければいけないと思います。