離婚と財産分与 事例 | 新宿御苑で不動産コンサルタントをしている社長ブログ

離婚と財産分与 事例

ある日、Aさんから無料相談電話の問合せがありました。内容は離婚後の自宅共有名義の変更による

ものでした。

Aさんは不動産の仕事をしていましたが専門外ということで弊社に依頼をしてきました。

現在Aさんと高校生の長男と2人で生活しているとのことです。前妻と長女は別の家で暮らしている

そうです。

現在前妻と1年半、親権、財産の件で弁護士を入れての係争中とのことでした。

Aさんも長期の争いにもううんざりしている感じでした。今回の自宅の名義以外にも争う案件がある

みたいでしたがそこは触れずにいました。

全宅住宅ローンで借り入れしたフラット35の残債は2100万円査定価格が3200万円とのこと

でしたので前妻の名義を取得して単独名義にする一つ目のハードルはクリアしていました。


1、Aさんの部分を借り換え

2、前妻の部分を財産分与

上記の方法で、名義変更を金融機関、ローン会社への打診をしてゆきますが、2つめのハードルとし

て今回は財産分与の持分だけでなく500万円の現金を前妻に支払らうことが判決で出たということ

です。。


つまり、残債額2100万円プラス500万円の追加でローンを単独名義にするというものでした。


なんとか査定価格と残債額の差に余裕があり上記の取り組みに協力していただける金融機関を見つ

けることも出来ました。

名義変更をする当日には、お互いの弁護士も立会いの上での取引を行いました。若干、気まずい雰囲

気にもなりましたが、取引が完了するとお互いホッとした様子でした。


追記

この内容の相談電話は数多くありますが残債が多すぎて取り組み自体が出来ないものが殆どです。

その場合は、名義を残したまま支払い続けるしかないという最悪の状態になります。

共有名義は収入合算することで価格の高い住宅が購入できるというメリットがありますが、離婚時に

は大きな代償を支払い続けることにもなり兼ねない状態になるということだけは認識しておくと良い

でしょう。