昨日勝って今日につなげた。
負けたら引退という試合。
ひとつひとつが感慨深い。
始まる前の円陣。
グラウンドに入る姿。
始まりのホイッスル。
途中から降り出した雨は豪雨になる。
追いかける試合は、途中流れを掴んだかような展開になる。ずぶ濡れになり声を枯らし応援するサッカー部員や高校生の姿。応援の声もより熱くなる。
やがて、、、。
終了のホイッスルが、会場に響く。
泣くもの。
肩を落とすもの。
それを支えるもの。
整列。
あいさつ。
次の試合の選手たちが、アップするためにグラウンドに入ってきた。
彼らはグラウンドを後にした。
3年生は今日が引退となった。
大学や社会人としてサッカーを続けるものにとっても、この仲間とやるサッカーは今日が最後となった。
一人一人に物語があり、今日の試合があり。
いままで、たくさんの感動をありがとうございました。
監督、コーチ、トレーナーの皆さん。
サッカー部員、マネージャーさん。
そしてその家族のみなさん。
応援に来てくれていた方々。
いままでお世話になったサッカーチームの指導者の方々。
感謝します。
帰って来た息子に、”自分のサッカー、一区切りしました。いままでありがとうございました。”と言われ、なんともいえない気持ちになりました。
もう玄関先でスパイクの手入れする姿も見ないんだなとか、朝練行かないから早起きしなくていいんだなとか、終わりを感じるいろんなことが浮かんでせつない。
でも終わりは始まりですよね。
新たなスタート。
新たな物語の始まり。