敵陣突入【宣戦布告】

翌日から教育という名の…いじめが
静香を待ち構えていた…

翌日は雨だった
勿論…農作業はできない
それでも静香は4時に起きなくては
 ならない

この大雨だと…『義父母も仕事は休みだろうなぁ~』憂鬱な気分で静香は 独り言を発した
『でも…はじめから こんな気持ちじゃ駄目‼️』と自分に喝!を入れた

昨晩 義母に ぶたれた頬がまだ痛い…
けれどもっと痛いのは静香の心だった
涼がむずかっていたのでオムツを取り替えて淳を起こさない様に階下に降りた

今日は そうそう早くは起きては来ないだろう

朝食の下ごしらえにはいった

涼はオムツを取り替えてミルクを飲ませたらまた寝てくれた
夜泣きも少なくて男の子なのに手が掛からない!

静香が起きて1時間位経った頃 義母が居間に顔を出した

タイミングが悪い…

静香は一息入れてソファーに腰を下ろしたところだった

今日は雨降り しかも…

大雨なのに…


『何💢座ってるんだよ💢掃除は終わったんかい?とっとと終わらしな💢』

静香は雨降りなので みんな寝ているし
掃除機も うるさいだろうと気を使っていただけなのだ!

それならば いつもの様に掃除を開始…します~

すると2階から小百合が転げ落ちんばかりの勢いで降りて来た

『うるさい💢雨の日くらい寝かせよ💢
バカじゃないの?あんたは思いやりとかないの💢』そして不思議な事を付け加えた 
掃除は後にしなさいという事ではなく
 掃除機の音を出さないで掃除機をかけなさいと指令が下された
この掃除機にサイレント機能が搭載されているのか?思わず探した

静香は笑いが込み上げてきた…

そんな嫌がらせなんて無視して掃除を続けた

静香は祖父母の家から帰る車の中で決めていた事がある

奴隷になるつもりはない!
やるべき事は完璧にこなしてやる

でも…義母や小百合の言いなりになるつもりは微塵もなかった


6時過ぎ 電話のベルがなった

静香は電話のベルが嫌いだ‼️

母の危篤を知らせたあの日のベル

マサの事故を知らせたあの日のベル

香の流産を知らせた あの日のベル

電話が鳴る度に静香をあの日 あの時に連れ戻す
なるべくベルを長く鳴らさない様に素早く受話器を上げた
若妻会会長の佐々木さんだった
『ドキドキして かけたのよ!静香さんが出てくれてよかった 組合長から 戻ってるって聞いたから かけてみた…あっ❗️今…大丈夫?』
どうして?近所の人にまで電話1本かける事に こんなに気を使わせる家なんだろう…静香は申し訳なかった

大丈夫だと…伝えると『今日はこんな大雨でしょ…みんな仕事にならないから集まるんだけど~昨日の今日だもんね…無理よね?』

雨降りなんだし大丈夫

『いいえ❗️大丈夫です 参加させて下さい❗️9時ですね!必ず行きます、はい!
ありがとうございます…また 後で…』

嵐なんておきればいい!
怒りたいなら 怒ればいい!
静香は どんな事を言われても されても…
11月までは石にかじりついても この家に居る…今度 出る時は淳と涼と3人。
強い決心である
静香は手早く完璧に家事を済ませた

📖次回予告✏️

既に起きている小百合と義母が魚の焼き方が悪いとか…洗濯機の回すダイヤルが多いとか…洗剤の量が多いとか…稚拙な嫌みを わざわざ後を着いてきて言うのだ!
邪魔で仕方ない!
ストレス解消なのかな?

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