私は天然なので、よく笑い、よく怒り、よく泣くんですけど、普段はどちらかというと不愛想です。
おもしろくないなあ、という時はすぐに顔に出ます。
それを、本当によく怒られたんです。
「もっと愛想良くしなさい。」
「女の子は笑顔が大事よ。」
「もっとお上手が言えないの?」
って。
だから、愛想よく、お上手の言えるワザを後付けで身につけました。
でも、気を抜くと、すぐに、
不愛想で、お上手が言えなくて、黙る私が出てしまいます。
「いつもありがとうございます、ってとっさに出なかった。」
「何か褒めとけばよかった。」
って後から後悔することがたくさんありました。
そうやって、自然な自分自身であることをダメだしして、エネルギーを漏れさせていたんだなあ、って気が付けてきてましたけど、まだそのクセが出てくることがあります。
それはね、
Happyちゃんのブログでは「間」が怖い、という書き方がされてたけど、
私はずっと、
不愛想は悪いこと、
お上手が言えないのはダメなこと、
怒ったり、責めることは悪いこと、
と思い込んでいたんです。
怒ることも、
批判的になることも、
不愛想も、
お上手が言えないことも、
私にとってはいいこと。
私が私自身で自然にいられることが、
全ていいこと。
うまく言えなくて後悔するときは、今までの常識から外れたぞ、っていう思考の声です。
とっさに出る反応こそ、私自身。
怒ることも、
批判的になることも、
不愛想も、
お上手が言えないことも、
私にとってはいいこと。
エネルギー100%の私で在る状態。
この前、前の会社の会長さんとのお食事にお呼ばれして行ったんだけど、
私は何一つ、お上手も言わなかったし、愛想よくもしなかった。
自然な反応と自然な笑顔で接しただけで、
「次も絶対来てね」
と言っていただいた。
愛想も、お上手も、
自然な反応や自然な笑顔にはきっと勝てない。
エネルギー100%の私に、エネルギーを漏れさせているお愛想の笑顔の私が勝てるわけがない。
「自分の普通が最強」って、もう怖いものないじゃんね。
曖昧な笑顔より、笑わないあなたの今のほうが、あなたにとってはいいこと。
焦って話し出すより、黙っている今のあなたの方が、あなたにとっていいこと。
正直に、感じている私を出すことを許可するたびに、私は「わたしのせかい」で無敵になりますね