あたし、料理は得意なの。
適当に作っても味は抜群にうまいよ。
ダンナはあたしの機嫌が悪くなると、ご飯にありつけないから、自分のためにあたしの機嫌を損ねないようにうまくやってる。
「オンナは自分のために自分に尽くし、男は自分のためにオンナに尽くす。」
の変形だよ。
でも、うちの末っ子ちゃんは、
「今日のお母さんご飯は食べたくない。ラーメン作る」
と言って、ホントに自分でラーメン作って食べるツワモノ。
自分の気持ちに人の気持ちを載せたりしない。
今はラーメン!の気持ちに忠実。
そこに罪悪感一切なし!
だから、こっちも気持ちがいいんだ。
あっそ。
こんにゃろー。
せっかく作ったのにーーーーー。
って思う時は、あたしが作りたくないのに、作った時。
自分が食べたいものを作った時は、
あっそ。
でおわる。
長男のことがあって余計、
「そうやって自分の快・不快に忠実で在れ」
という心境になった。
誰かのために、の前に
自分のために。
そんな末っ子ちゃん、
「お母さんのことはキライやけど、お母さんのカラダは好き
きもちいーーい」
と平気で言ってのけ、あたしのカラダをスリスリしてくる。
あたしのカラダだけが目当てなのね!!
どうせ、カラダだけの関係なんでしょ!!!
なんつって。
今も、
「おかーさん。こっち来てよ」
「おかーーさーーん」
「おかーーさーん。早く来てーー」
「おかーーさーん。まだあ?」
ってうるさいわい。
どうせカラダ目当てなんでしょ。
ゲスいやつめ。