「邪神は続くよ、どこまでも。」
「這いよれ!ニャル子さん」でラヴクラフトの小説の話をしたが、ラヴクラフト原作の映画が来年あたり日本で公開日未定だが、「カミングスーン」なのだ。
(注)表現がおかしいかもしれないけど、気にしないで下さい。
ギレルモ・デル・トロ監督、ジェームズ・キャメロン監督協力の「狂気の山脈にて」マウンテンズ・オブ・マッドネスが、それである。
時は、1930年代。
当時、未知の大陸であった南極大陸を舞台に、探検隊が遭遇する恐怖を描いた小説の映画化である。
映画化するにあたり、映画会社は、ハッピーエンドの終わり方をデル・トロ監督に打診したのだが、その要請にデル・トロ監督はもうブチ切れ。
監督は、「なんや、その終わらせ方!原作、はなからぶち壊しやないか!」と、言ったとか言わないとか。とにかく烈火の如く怒ったらしい。(噂)
おまけに天下のキャメロン監督まで、その内容変更の話に「ムッ」としたらしく、これを知った映画会社は、「怒らせたら次回作どころの騒ぎではなくなる。」とばかり、原作どうりに。
ラヴクラフトの作品の内容をいじる事は、どうやらタブーらしい。
ラヴクラフト作品のファンの情熱は凄い。
いやいや、これが邪神の力か?
もし、製作会社が、ハッピーエンドの終わり方をゴリ押ししていたら「アバター2」は、確実に無くなっていたかも知れないのだ。
幾度となく、制作打ち切りの噂が、絶えなかった「狂気の山脈より」だが、その理由が、製作費が高騰しそうなのと、やはり原作をどう映像化するかという問題だったそうだ。
さて、あらすじを。
アメリカの南極探検隊が、南極の資源を探索中、隊員の一人が南極の地質調査をしたいと申し出る。
前回は、吹雪で失敗したので、再度調査したいと。
彼は「世紀の大発見」になるかも知れない手掛かり、なんらかの生物による痕跡のあと化石を持っていた。
一週間だけの猶予ならと、調査隊は、残留組と地質調査隊と二手に分かれ、地質調査隊は、南極奥地を目指す。
その奥地で、地質調査隊一行は
目の前に現れた光景に眼を疑う。
目の前に現れたその光景とは奇妙な山脈。
だが、それは常識ではあり得ない山々。山の稜線は、あり得ない角度でほぼ垂直に近く、まるで巨大な針のようであった。
その自然界の法則を無視するかのような山のふもとで、地質調査隊は、ある洞窟を発見する。
その洞窟は、三億年前の生物の化石と五千万年前の化石が、混在する洞窟。
洞窟のその先には異様な臭気に包まれ、死んでいるであろう未知の生物らしき姿の物が六体。
だが、この発見は、これから起きる惨劇の序章であり、さらにその山脈の奥から、身の毛もよだつ真の恐怖が迫りつつあるのだった。
といった内容。
映画は、本筋を変えない程度に、変更はあるかも知れないが。
邪神(エイリアン)である「古の者」と、「古の者」が作り出した不定形生物「ショゴス」が、探検隊と遭遇するわけだが、「ショゴス」とは、「古の者」の手により作り出された使役するための生物。だが、長年ことから、知能を持ち始め反乱を起こし、「古の者」達を捕食しているのだ。探検隊にしては、どちらともお目にかかりたくない相手ではあるが。
すでに、予告編がYouTubeに。
見たけど、ふふふ。
キャメロン、ラヴクラフト、映画で検索したら、でて来たので、興味ある方は。
まあ、これに近い映画といったらジョン・カーペンター監督の「遊星からの物体X」のリメイク「THE THING」とかリドリー・スコット監督の「エイリアン」なとだろう。
登場する邪神の姿をどう映像化するのか見ものである。
邪神の描写も小説の中の文章だけなので、思い描く姿形は、ほぼ同じでも細部は個人個人の思いで違うはず。
数々のクトゥルー本のイラストは出版されていて、だいたいの姿は、でているのだが。
映画では、いかなる姿を見せるのか?
PHP出版より、ラヴクラフト原作の大判コミックがシリーズで出版されている。コミックの間に当時の時代背景や、ラヴクラフトが、傾倒していた作家、作品の解説が掲載されている。
コミックシリーズには当然、ニャル子さんの元となった、あの「ニャルラトホテプ」もコミック化。
改名して、「這い寄る混沌、ニャルラトホテP」にしようかと思ったのだけど、這い寄るどころか、いつのまにやら背後にタレントに這い寄られていたので、改名は諦めました。