「日本SFの巨匠、小松左京氏亡くなる」 7/26 日本SFの巨匠、小松左京氏が80歳で、逝去 | わたしのコレクション&アイテム

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ここでは、私の数有るコレクションを紹介いたします。

今までに集めた数多くのコレクションの思い出話も取り混ぜて、紹介いたします。(*^_^*)

「日本SFの巨匠、小松左京氏亡くなる」

7/26 日本SFの巨匠、小松左京氏が80歳で、逝去された。

テレビドラマ化や映画化された作品は、多数あり、ファンタジー系から、科学考証をもとにした長編まで多種であった。

二度に渡り映画化された「日本沈没」。
最初の映画化で、ブームとなり、本当に日本は沈没するのかと話題になった。
映画の中で、想定される映像化された災害は、近年になり現実味を帯びはじめ、先見性があったのは確か。
例えば、映画の中で、高層ビルの割れたガラスが、下にいた人びとに降り注ぎ、けが人が出る場面があるのだが、これは、現実では、最近になり警告されている。
映画の方が、先取りしていたのだ。
不幸にも、ビル爆破事件などもあり、そういう事態は、想定はされていたのかも。
また、周囲を海に囲まれた海洋国といいながら、深海潜水艇が、日本に極端に少ないとか、当時の状況も描いていた。
リメイク版では、日本の沈没を防ぐため、地殻を爆破し破断させる。

その後の「日本沈没」が描かれた小説がある。
世界各地に散り散りとなった日本国民は、各国の避難先で苦難の道をあるいていた。日本人として、再び立ち上がれるのか?といった内容。

「さよならジュピター」
宇宙をさまようブラックホールが、地球に衝突するコースを取った事を知った世界政府は、木星を太陽化する計画を変更し、ブラックホールにぶつけ、軌道を変える事を決断する。
計画に携わる人達。
地球から、人類すべてを脱出させるため多数の避難船をつくる地球政府。
それを知り、木星をブラックホールにぶつける計画を阻止しようとする一部の狂信的な自然保護団体。
迫り来るブラックホールから、人類を救えるのか?

「復活の日」
ある大国が作り出したウイルスがスパイによって盗み出され、冬のアルプス山脈で、事故により、それは失われた。
翌年の春、世界で悪性インフルエンザにもにた原因不明の風邪が流行した。致死率100%。悪性インフルエンザにも思えたそれは、あのウイルスであった。
瞬く間に、世界に広がり人類は滅びる。
ただ、南極にいた人びとを残して。ウイルスは、寒さに弱かったのだ。

だが、残された人類にも脅威が迫る。人類が、滅んでもなお、アメリカ本土には、核ミサイルによる自動報復装置が、まだ生きており、世界が核の脅威、放射能汚染にさらされ、南極の人びとも例外ではなかった。誰かが、装置を止めて人類滅亡を防がなければならない。南極にいた世界各地の越冬隊にいた人間の中から、クジで数人が選ばれることに。
ワシントンDCの軍司令部の地下深く潜入し、装置を解除できるのか?

「首都消失」
ある日、首都圏はスッポリと謎の雲に覆われた。 いかなる通信手段も通じず、上空からも、地下、海中からも首都圏には、進入することが出来ない。
雲の中には、1千万都民が。

「もし、日本が首都を失ったら?」
残された人々や、政治は、どうなるだろうといったシュミレーションSF。

偶然、その日、首都圏にいなかった政治家達は、経済面から大阪府を暫定首都とし、各専門家による東京を救出すべく会議が、開かれる。

この異常事態に、在日米軍も協力し、事態解明に乗り出すが、裏では首都を取り囲んだ物質を解析し、兵器化する事を画策していた。

米軍機で、首都圏を覆う謎の雲を調査中、異常事態に遭遇。落雷による機体損傷で、安定した飛行ができない中、偶然、雲の隙間から新宿付近が見え、都民は、一応の平常を保っているように見えた。
また、火事も発生しておらず、都内の無事が、確認された。

台風が発生した翌日、謎の雲によって引き離された兄弟の弟の伝書鳩が、雲の外にいる兄のもとに来た事から、取り囲む雲を崩壊させる可能性が見えてくる。

本作は謎の雲による、首都機能のマヒだが、現実には、敵国による首都攻撃や、なんらかの通信障害、テロ、地震などかんがえられるわけだ。
現に、震災における首都被災時に首都機能の移転などの話が、浮上してきたわけで、現実味を帯びてきたわけである。


SF サイエンスフィクション
科学空想とでも、訳せるが、
日本で、まだ未開のジャンルであったSFを、広く知らしめた一人でもあった小松左京氏。

空想の中に、空想ではない現実や、科学考証を取り込みリアルなSFを書かれて来た作家なのだ。

昔、絵空事であった事が、現実化してきた。ウルトラセブンでの腕時計形通信機。
同じ機能は、今じゃ携帯電話で可能となった。
現代が、空想に追いついてきたのだ。

SF作家小松左京氏は、現代をどう、みていたのだろう。

SFファンの一人として、
御冥福をお祈りします。