「TRON」復活!
「TRON」とは? 今から、二十年以上前に製作されたディズニー映画であり、当時としては、先進技術であったCGと実写を合成した最先端の映画であった。
音楽もシンセサイザー等を用い「TRON」の世界観を構築した。
あらすじ。
ある会社のコンピューターネットワーク内。これが映画「TRON」の舞台であり世界である。コンピューター世界の中では、プログラムは、プログラム製作者の分身として、同じ顔を持っている一個人である。
そのコンピューター世界は今、社長の分身である冷酷なプログラム「サーグ」により全てのプログラムは支配下に置かれようとしていた。だがサーグも、実はメインプログラムの手先に過ぎなかった。
会社が開発したプログラムはコンピューター内で自我を持ち、全てのプログラムを支配下に置き、コンピューター社会で反乱を起こそうとしていたのだ。
主人公フリンの友人は開発した「コンピューター内監視プログラム」を使い、コンピューター内をチェックしていたのだが、ここ数日、アクセスを試みるものの反応無し。そのプログラムの名前は「TRON」。
コンピューター内で、「TRON」はサーグの策略により、動きを封じられていた。話を聞いたフリンは、社のコンピューターから直接アクセスすることにより「TRON」と接触を試みる。だが、察知したメインプログラムはサーグを使いフリンをプログラム化してしまう。コンピューター内へと、データ化され転送、取り込まれてしまうフリン。
コンピューター内で、フリンは偶然「TRON」と出会い、共に暴走したコンピューターに戦いを挑む。という話。
プログラム同志の戦いというのも、我々が日常、遊んでいるゲームなのだが、コンピューター世界では、生死をかける、プログラム消去を巡るゲームだったりするのだ。
例えば、ゲームのコマとなるのだが、それが、コンピューター世界では、「ライトサイクル」と言う二輪へと姿を変え、相手の行く先を塞ぎ倒すゲームのコマになったり、「ブロック崩し」のようなゲームで我々が遊んでいるつもりでも、ゲーム内では、ミスをしたりすると自分の移動出来る範囲が狭められたり、穴空きの場所となり、移動可能範囲から落ちると、消去されてしまう運命なのだ。
映像面では、「TRON」やフリン達が移動するための手段に、先程のライトサイクルや、敵の空中空母や戦車などが現れるが、全てCGで作成されている。といってもCADで作成されるような図面が空中で展開し、それに色鮮やかな線が入り、物体へと変化していく。現代のCGと較べると、ほとんどがあざやかな蛍光色の線だけで構築されているのだが、当時としては、CGがほぼ全編使われた先進映像だったのである。
ストーリーは極めてわかりやすいSF冒険物だが、当時としては映像面で見せるといった映画なのであった。色彩がビビットな映像というのか。
暗黒広がるコンピューター世界に、それとは対象的な鮮やかな色のラインのついた衣装や武器、車両などが目を引く。デザイン担当は当時SFといえばこのデザイナー、シド・ミード。
今回、12月公開の「TRON」レガシーは、前作の続編らしく、おそらく、目まぐるしく進化したコンピューター社会を舞台にした話になるのだろう。前作が、まだインターネットが確立する以前の話であったが、世界の情報が瞬時に見れたり、繋がる現代、新作映画「TRON」レガシーはどのような世界観を見せるのであろうか?
フリン役のジェフ・ブリッジスもそのままの役で主役らしい。
現在DVDも販売されているので、それを見てから新作を見比べるといいかも。