本屋の店先で見つけた新刊。中身を見ずに、タイトル、表紙だけ見て、感を頼りに買ってみて話しをして見ましょう。という、たんに好みの問題だけの無謀な企画。
「オレと メイドと 時々オカン」
えっ、このタイトル、パクリやん!と思いながらも、意味は何?しかし、本の帯を見ると、タイトルの意味がわかり、すぐに衝動買い。
家に送られてきた可愛いメイドロボット。しかし、性格はオカンでプログラミングされていた・・・。好意を抱こうにも一歩前に踏み出せない。
なんてこと書いてありゃ、見ずにはいられない。一人暮しをする主人公の元へ、田舎の母から届いたメイドのアンドロイドが、本来、奉仕しなければならない主人である主人公がいいようにメイドロボットに翻弄される。本の帯に「禁断のメイド四コマ、登場!!」と書いてある(笑)。
いや、笑った。なにせメイドの人格が主人公の母親の人格をそっくりコピーしてるもんだから、隠し事(Hな本の隠し場所はわかるし)は出来ないし、自分のパターンは読まれているし、弱点は見抜かれていて、太刀打ち出来ない。それに、名前は母親の名前(みちこ)を付けられているし、そしてメイドの姿は、ん十年前の若かりしオカンだなんて。行動があまりにもオカンのため、主人公ゴンちゃんつい、メイドロボみちこに向かって、こう、言い放つ。「お前なんかメイドの皮をかぶったオカンやー」 と。
一人と一体の奇妙な生活が、始まる。
このオカンの性格のメイドロボットに憧れて、またメイドロボットを注文するゴンちゃんの友人津田君もおかしい。メイドロボットの初期設定を失敗しドジっ子メイドを作ってしまう。メイドみちこが憧れていたはずだが、なぜか外見は、小さな女の子になっていたりする。また、後半に出てくるロボット製作会社のメンテナンス担当者もサポートロボットエリカを連れているのだが、このサポートロボットの性格が女王さまの性格でSだったりと、立場は逆転していてやはり、おかしい。
そんなこんな毎日で、ある日、メンテナンスの途中でプログラムの上書きにメンテナンス担当者が失敗し、メイドロボットみちこの人格が多重化し始めて・・・。
というのが大体の筋。所々、笑える下ネタも入ってます。
本当に、こんなメイドいたら、いろんな意味でけっこうキツイ。
自分好みの子が、メイド姿なのに、まさかオカンの性格だなんて・・・。
