ただ一つの側面だけ、ただ一つの距離からだけ見るのが正解という人 | Core Infinity Views

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『原点』を一緒に創るコーチ 若狭 喜弘 の視点を記します。

> 共通世界の終(おわ)りは、それがただ一つの側面のもとで見られ、たった一つの遠近法において現(あら)われるとき、やってくるのである。
> ハンナ・アレント
 (折々のことば 選・鷲田清一)


鷲田さんの言いたいであろうことを書いてみる。
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ただ一つの側面だけ、ただ一つの距離からだけ見るのが正解だと誰かが言いだして一つの世界を作り、
それに賛同できない人は、同じものを見ることをせず、別のものをまた一つの側面から、一つの距離からだけ見る。
そうしたとき、すべての人が一つのものを見るという世界が終わる。
見方を限定して正解と間違いを対立させて二分すると、
一つのものを見て互いが語りあって折り合いをつけるという多様性を受け入れる世界はなくなる。
リアリティは、
「人々に共通の思い」という、「共通の思いのある人だけが集まって "私たちが正しい" と思う」時にはなく、
「一つのものを多様な立場から眺めるのを "それが社会だよね" と言った」時に現れる。
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