成長は「乗り越えた体験」 | Core Infinity Views

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『原点』を一緒に創るコーチ 若狭 喜弘 の視点を記します。

> 大塚に勝つことで、翔吾はまた階段をひとつ昇った、と広岡は思った。
> 東洋太平洋のタイトルを取ったからでもなく、世界タイトルへの次期挑戦権を得たからでもない。
> 絶望的な状況の中でひとり危険な海に乗り出し、
> ひとりで航路を見つけ、ひとりで嵐を乗り切ったからだ。
(春に散る:470 沢木耕太郎 より)


成長は、こういうこと。
成長するためには、手出しをせずに見守ってくれる人が必要。
手出しをしようにも、レベルが高すぎて、何もできないが。

そして人は時に、「どうせそんなことって、できやしないんだから」と、
自分の期待通りにいかなかった時のための保険をかけようとする。

そんな保険の言葉を聞いたとたんに
チャレンジャーは恐れを感じはじめるか、
見放されたと思うものだ。

いつも書くことだが、

  「ひとりで航路を見つけ、ひとりで嵐を乗り切ったからだ。」

これは『目に見えない成果』。
当然のこととして乗り越えようとするものだが、
本人の財産としては、

  「乗り越えた体験」

の方が大きい。

  「乗り越えようとした体験」

でもいい。