「メンタル・ケア・ワーカー」見学記 | Core Infinity Views

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『原点』を一緒に創るコーチ 若狭 喜弘 の視点を記します。

Wheelchair / zeevveez

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 先日、ある病院に「メンタル・ケア・ワーカー」の仕事を見学に行ってきました。

 その病院では、「メンタル・ケア・ワーカー」は、

    ・精神科の
    ・「ケア・ワーカー(=介護者)」

 という意味で使われているそうです。


 見学の間、ケアワーカーさんの立場に身を置いて、体感していました。
 今回のこの記事は、体感した私の感覚をお伝えするものです。


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 ケアワーカーさんは、看護士さんや技術療法士さんの指示のもと、

    ・食事やリハビリの介助
    ・おむつの交換

 などをの業務に勤務時間はずっと携わっていらっしゃるのことでした。

 そのような言葉での説明を伺いながら、働かれている様子を見ていました。
 見ながら、「身体感覚」で、体感していました。


 その時のことを思い出して書いたメモには、


   ・ナース/ケア・ワーカー:生身の人間、裸
   ・医師:鎧あり


 とありました。
 別の言い方をすると、ナース/ケア・ワーカーさんには、


   「私とは、考え方、身体の動かし方、身体を動かす際の指
    示系統が違う」


 と感じていました。
 どういうことかというと、


   ・見たことに対して、まず身体を反射的に動かす。
   ・考えるタイムラグがない。
   ・「身体の動き」から「身体の動き」が連続的で、常に動
    き続けている。
   ・「自分の身を盾にして」患者さんを守る。
   ・身を守るためのものは持たず、身に着けず、いわば心も
    体も裸で患者さんと接する。


 でした。
 さらに別の視点で見ると、


   ・たとえば「軍人」は、「やるべきこと」という規律で動く。
   ・ナース/ケア・ワーカーさんは、「反応」で動く。
    インプロみたいなもの?


 とメモしていました。

 もちろん、ナース/ケア・ワーカーさんも、知識は豊富ですし、患者さんの個人データはすべて頭に入っています。
 やるべきことも多くありますから、論理的に、効率的に行動されているのでしょう。

 けれど、「予想外のこと」は起こります。

 それに対応するための余力を残しておくのではなく、
 全力で患者さんに向き合いつつ、
 「予想外のこと」にきちんと対応する。

 このように感じました。


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 私とは、


    「人間が違う」


 と感じました。
 私も一所懸命がんばれば、多少は役に立てるでしょう。

 でも、理屈ではなく、体感覚的に「無理をしちゃいけない」と感じました。

 私は、ほかの人に比べて、反応が早いほうだと自負しています。

 例えば、細い道で向こうから人が歩いてきたときにお互いに譲り合える、歩き方を選んですぐに行動に移すとか、
 セミナーのスタッフの時、休憩に入った直後に参加者より先に入り口の扉を開けるために動き出すとか、
 人通りが多いところを急ぐ時、人を突き飛ばしたりせずに、上手にすり抜けるとか。

 状況を見、判断し、行動するのは、早いほうだとは思うのです。
 けれど、それを1日中やり続けるのは、私には無理です。

 おそらく、ナース/ケア・ワーカーさんは、上記とは別の反応の仕方をされているのでしょう。


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 そんなことを感じつつ見学していました。
 たった30分、現場を見せていただいただけでしたが、神経のある領域がかなり疲れているのがわかりました。

 今まで、ナース/ケア・ワーカーさんに敬意を持っていたつもりでしたが、まだ甘かったですね。頭でしか理解していませんでした。
 今回の体験で、段違いに心からの尊敬の気持ちをを感じることができました。

 今後、

   「コミュニケーションの取り方の改善に、
    コーチングを活かしたい」

 というご要望を伺った際には、もっと深くその想いをサポートして差し上げたいと思ったのでした。