だれもが憧れる「理想の仕事」など、この世の中には存在しません。
ただ、「自分(のタイプ)にとっての理想の仕事」があるだけです。
例えば職場の環境。
自分にとって満足できる仕事に就くためには、自分の好みを知り、
その好みに合った職場環境や業務形態を探す必要があります。
次のうち、あなたはどちらの職場環境が好きですか?
社交性が求められる職場
or
集中力が求められる職場
居心地が良く安定している職場
or
挑戦する機会の多い職場
チーム力が求められる職場
or
個人の力量が求められる職場
世の中には、実に多くの仕事があります。
その中で、人はそれぞれ異なる能力を持ち、
それぞれ優先するものが異なります。
リーダーとして責任の伴う決断を下すのを好む人もいれば、
そうした責任を負いたくない人もいる。
収入が最優先で、できるだけ稼ぎたいと思う人もいれば、
収入にはそれほどこだわらず、社会に貢献したいと考える人もいる。
データや事実を扱っていることで時間を忘れる人もいれば、
損益計算書を読んで頭が痛くなる人もいる。
挙げればキリがありません。
大学生時代、私は心理学専攻という事もあり、
キャンパス内の留学生を対象にした「就職カウンセラー」をインターンで
約1年間行った経験があります。
その後も、在学中に独自で留学支援&就職支援を行ってきましたが、
その中で、ある人には申し分なく満足のいく職業が、他の人には全く
適さないという例を、数多く見てきました。
そして、こう気付いたのです。
「人はみな、必要とするもの、興味があるもの、欲しているものが異なり、
その能力、価値観、人柄も異なる。」
たとえあなたと私の能力や性格タイプが似ていても、
心から楽しい!
やりがいを感じる!
と思える仕事は違うかもしれません。
仕事にはそれぞれ異なる側面があります。
人にもそれぞれ異なるタイプがあるのです。
その2つの要素のベストマッチを「適職」というのです。
これからの時代は、「仕事」で選ぶのではなく、
「自分のタイプ」で仕事を選ぶことで成功します。
次回は、「自分のタイプを知ることの重要性」についてお伝えしたいと思います。
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