【褒めて伸ばすべきか、叱って伸ばすべきか】 | 20代後半のための「他と差のつく」セルフマッチ

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【褒めて伸ばすべきか、叱って伸ばすべきか】

事業を大きくしていくに当たって戦略や戦術も必要ですが、大元の推進力はやはり「人」です。ビジネスパートナーであれ、上司と部下であれ、向上心のない人間との仕事はつまらないですが、切磋琢磨できる人間関係であれば刺激的なだけでなく、当然その分受け取る報酬も大きくなる傾向があります。

つい先日も、あるインターネットの事業を立ち上げている友人と、「人は褒めて伸ばすべきか、叱って伸ばすべきか」という議論で盛り上がりました。アメとムチ、どちらを選択するか。それは往々にして本人の性格や、その時の気分で決定されているのかもしれません。

例えば「君なら絶対出来るから」というように、人は期待されるとそれに応えようとして努力し、結果として期待されなかった人よりも良い成績を残すことがあります。これは、心理学では「ピグマリオン効果」と呼ばれ、アメリカの心理学者ロバート・ローゼンタール博士がそれを証明しています。

逆に、「お前は何をやってもどうせその程度の成績しか残せないのだ」と言われ続けるとモチベーションが下がってしまい、結果として低い成績しか残すことが出来なくなってしまう可能性があります。これを「ゴーレム効果」といいます。

であれば、いつも褒めていた方が良いのではないかと思われるかもしれませんが、残念ながらそれは神様でも不可能でしょう(笑)神様ですら、罰を下すこともあるからです。また、いつも褒めてばかりいると調子に乗ってしまい、プライドだけが高くなってしまうかもしれません。

では、どうすればよいのか。。。

そのキーワードは、「期待」です。
つまり「相手を期待している事を前提として接する」事です。
例えば相手が失敗してしまった時には「なぜあなたのようなデキる人が失敗してしまったのか」という言い方をするのです。そうすると、相手はその失敗を内省しつつも、それでも期待を感じてまた向上していくことができます。
逆に成果を出した時には「あなたはもっとできるはず」と、自分の期待はそんなものではないということを暗に示して、そこにあぐらをかくことなく更に上を目指させるのです。

期待をされて不快に感じる人はあまりいません。
相手や状況に合わせて上手くピグマリオン効果を取り入れていくと、人間関係やビジネスがもっと向上していくでしょう。

pigmarion


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