いづみや 第二支店@大宮 | 昭和80年代クロニクル

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古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

ゴールデンウィークはとくに遠出しなかった。

友人との呑みぐらい。

 

流れがあって、今回は埼玉の大宮まで出向いたのだが、

連休中日の人手を甘くみていた。

 

3連休の中日だから、それほど混んでいないだろうと思ったのだが

大宮駅改札をでて東口への階段を降りたところで、人の数が多いのなんの。

 

友人ふたりと合流してから、駅周辺の道を歩きながら点在している酒場の

様子を見て回ったのだけれども、まだ16時半の段階でどこも満席である。

 

近場で早い時間から吞もうという考えを似たように持っている人種が

多いようだ。

 

埼玉県人の友人がピックアップしてくれた居酒屋も回ってみたのだけれど

どこにいっても「すいません、今もう満席で」といわれた。

 

なんだかんだで30分以上は駅周辺をぐるぐる回っていたと思える。

 

1周回ったこと、大宮駅前にある有名な老舗の支店前を通ったら

空いているテーブルを発見。

友人が口火を切って店に入り、店員に訊いてみたらOKがもらえた。

 

 

『いづみや 第二支店』

埼玉県さいたま市大宮区大門町1-28

詳しくはココ

 

 

画像だとシャッターが降りているように見えるが、上の看板とズレて

下にちゃんと入口が明いている。

店前のおじさん、なんかしらないが店の前をうろうろしてて、どくのを

待っていたのだが、いっこうにどかないのでそのまま撮影させてもらった。

まあ、マスク&帽子してるから加工したみたいなもんだろう。

 

この「いづみや」、呑兵衛には有名は老舗である。

オレも今回はじめて入ったが、その存在はずっと以前からしっていた。

 

最近はいっていないが、以前群馬の四万温泉や、栃木の湯西川温泉に

ひとり旅いったとき、帰りに大宮駅を通るので、いったん下車してひとりで

立ち寄ろうかと何度か思ったが、なんせ常連色が濃い店なので、ひとりで

入るにはハードルが高く、結局訪問したことがないままだった。

なので今回友人たちと訪問出来たのは実はひそかに嬉しかったのである。

 

うちらの席は入口入ってすぐの席。

「予約席」というプレートが置かれていたが、店の人が座っちゃっていいと

いうので座る(笑)

 

店内の雰囲気はやはり昭和あるいはそれ以前の時代にタイムスリップした

ような感じだ。

 

 

煙草をくゆらせているお客さんの姿もちらほら。

昔ながらの空間である。

 

乾杯は中ジョッキだったが、せっかくの雰囲気ある空間なので

2杯目は瓶ビールで。

 

貴重な赤星。

 

 

今回はすべてのメニューの正式名称や価格をチェックしていないので

メニュー名と価格表示は1部だけで進行。

 

 

煮込みは170円と格安。

 

ただボリュームは1人サイズである。

でも味付けはしっかりしてて、かなり美味しかった。

ひとり呑みのお客さんにはマストな一品。

 

春巻き 370円

 

 

冷ややっこと筍。

 

 

へんな意味でなく、ビールは決して安くない。

どちらかといえば雰囲気を楽しむお店だといえる。

 

前から一度来てみたいと思い続けていた店だったので、今友人たちと

来れてよかった。

 

駅前だし、かなりの人気店なので、今回のGWのようなお祭りの

ときは、早い時間から客で埋まってそうな感じだ。

 

このあとも2軒はしごした。

早い時間に入った客がちょうど出てゆく回転の時間だったようで

うまく隙間的な空席に入りこむことができたが、やはりどこも賑わっていた。

きっとお盆や年末年始も大宮はこんな感じなのだろう。

 

息抜きをしにゆくのもそれはそれで疲れるものである。