TALK SHOW | 昭和80年代クロニクル

昭和80年代クロニクル

古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

 

 

 

 

ド深夜なので、まともに観たのは一回だけだが、テレビ東京で

「私をサウナに連れてって」という番組がはじまった。

 

女子が意中の男性をサウナに誘い、ととのったところで男性に

告白するという内容である。

 

番組ロゴを書いている人(漫画家)もBS朝日の「サウナを愛でたい」の

ロゴを書いている人と同じ。

ようするに告白企画というのは後付けでのサウナブーム便乗番組である

といえる。

 

ただ、ここ数年でまたリアル恋愛バラエティという需要が増えてきた

ような気がする。

 

昨日の夜、そういえば中学とか高校のころの土曜のこの時間帯には

「ねるとん紅鯨団」をよく観ていたなあと思いだしていた。

他人の恋愛や結婚には正直あまり興味ないのだが、ねるとんはなんとなく

観ていたものだ。

 

当時、視聴率も評判も良かったのだけれど、参加応募者が激減したため

番組継続が難しくなり終了した。

また始まったところで観るかどうかは別として、今ならばまた応募者とか

けっこういるんじゃないかなと思う。

つまり需要と供給があるんかないかと。

 

ねるとんは当時、若者視聴率100%といわれた人気番組だった。

夜11時以降の番組はあまりくわしくなかったので最初はその存在を番組名だけ

しか知らなかったのだが、周囲のクラスメートがやたらと、ねるとんねるとんと

いっていたので、自分もみるようになったのだが、まあ面白いといえば面白い

番組だった。

 

なんかよく妄想したものだ。自分がねるとんに出場してこういうシチュエーションに

なったらいいなあとかいうのを。

 

シチュエーション①

告白タイムで「ごめんなさい!」といわれて断られるんだけど、スタジオの女性観覧者

たちが「えーっ!!」といい、スタジオゲストに来ていた内田有紀あたりが

「えー、でもあの○○さん? 私だったら全然オッケーだけどなァ」とかいう。

※あくまで妄想です

 

シチュエーション②

女子から男子に告白する逆バージョンの回で、女子が全員オレひとりのところに

告白にきてしまい、石橋貴明が「まさに、大どんでん返し!」と叫び、新聞のテレビ欄には

「番組史上初のハプニング!」という言葉がおどる。

※しつこいようですが、あくまで妄想です

 

ま、妄想タイムはさておき。

そうそう、ねるとんは基本、男性が女性を選ぶ権利はあるけど、女性が男性を選ぶ

権利はないので、男女平等が叫ばれる今だったら、あのシステムは糾弾される

かもしれない。

 

ねるとんといえば、OPのあの曲。

 

番組を観るたびに毎回聴いていたのだけれど、主題歌のタイトルをずっとしらないまま

だった。

貞子がでてくる映画「リング」の主題歌と同じで、曲と歌詞の一部はしっているけれど、

タイトルはしらないという人はけっこういるのではないだろうか。

 

あ、ちなみに……ずっと前も記事で書いたけど、リング主題歌の歌いだしを口ずさむとき、

♪来~る  きっと来る~ きっと来る~

と歌う人がいるけれど、それは間違いで正しくは

♪Oooh… きっと来る~ きっと来る~

なので間違いないように。

 

話は戻って、ねるとん紅鯨団のOP主題歌。

 

気になって検索してみたんだけど、「TALK SHOW」という曲らしい。

歌っているのは鉄腕ミラクルベイビーズというグループ。

曲名も歌手名も初耳だった。

 

今回の「TALK SHOW」という記事タイトルを観ても、「あ、ねるとんの主題歌だ!」と

ピンときた人はいなかったのではないだろうか。

 

フルの尺で聴いたのははじめてだったけど、イントロってこんなに長かったんだな。

あと、歌詞も今までよく聞き取れなかったけど、こういうこと歌ってたんだとしった。

 

いかにも昭和から平成初期って感じのリズムで、今改めて訊くとバブルをちょっと

感じさせるレトロ感があるなあと感じる。