デカ盛りハンター | 昭和80年代クロニクル

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古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

え? ウソだろ!?

 

某テレビ番組で発信された情報によると、成人男性が回転寿司に

いって食べる皿の枚数の平均は11皿だとのこと。

 

子供のころだって、20皿はいかなかったとしても11皿以上は確実に

食べていた気がする。

大人になってからだってけっこう食べている。

前々回の回転寿司訪問したときは30中盤までの枚数を食べた。

 

やはり成人男性は11皿以上は食べるだろう?

いや、女性だって11皿は食べるんじゃないだろうか?

 

それを我が身で人体実験して証明して見せようと、先週ひとりで回転寿司スシローに

いってきた。焼肉につづき自粛ご褒美もかねて。

(決して財布に余裕があるわけではない。清水の舞台から飛びおりるどころか、

エベレスト直滑降の覚悟の出費である)

 

ブログではできるだけ元気にふるまっているが、ここ最近さらにいろいろあって実は

元気少ない。

だが、幸いなのは食欲だけはあまり落ちていないことである。

 

金曜の夜19時過ぎにいったのだが、やはりたくさんの人が待っている。

こういうとき、おひとりカウンターは早く案内されるからいい。

20分ほどで席に通された。

 

こちらもソーシャル・ディスタンスで席はひとつずつ空けての着席。

けっこうおひとりさまが多い。

両サイドは女性である。

 

オレが席についたときは、もうほぼ食べ終えているような状態だったので

大変失礼ながら横目で積まれた皿の枚数をチェックさせてもらったら、

だいたい7、8枚。

某番組でいっていた男性11枚を相場に考えるとたしかにデータに限りなく近い。

女性のみなさん、そんなに食べないのだな。

 

右隣りの女性が食べ終えて席を立ったあとは、50前くらいの単独男性が

来て座った……のだが、茶碗蒸しなどのサイド含むまさに10皿くらい食べて

オレよりも早く席を立った。

満腹にするというよりも味わうという感覚で来たっぽかった。

 

そうか。

成人男性平均11皿というのは、まんざら適当なデータでもないようである。

 

でもオレは30~40皿はイケる。

その11皿という数字を大きく凌駕してやる、と意気込んだものの、やはり

年々胃袋は小さくなってきているようだ。

 

結果は22皿で終了。

食べようと思えばもうすこし食べられたが、食べ過ぎにならない満足度を

考えればこの枚数がちょうどだったようだ。

 

 

ほんの数年前は30皿以上余裕で、調子よければ40皿はイケた感じだった

のだが、やはり加齢の波は来ているのかもしれん。

 

ちなみにそのデータを発信した某番組というのはテレビ東京の

「デカ盛りハンター」

という番組である。

 

サイトはココ

 

 

テレ東が誇る人気大食い特番から派生したような番組であるが、けっこう好きで

その時間帯、家にいるときはそれなりに観ている。

 

今、youtubeでサンドウィッチマン伊達がただひたすら丼とかを食べる動画が

とんでもない再生回数をはじき出しているという。

サンドは好きだけど、正直その動画の魅力についてはよくわからないが

現象としてはそれに近いのか、この「デカ盛りハンター」で大食い王者たちが

デカ盛り料理を食べている映像を観ると、なんだか気持ちよくて食欲も

煽られてくるのである。

 

しかしまあ、大食い猛者たちの多くの体の線が細めなことには驚くし、

食欲の度合抜きにしても、単純に物理的にあれだけの量がよく胃袋に

入るものだと思う。

胃袋や腸がよく破裂しないなというのはギャル曽根のころから感じていた。

 

テレビゲームがスポーツとして認められている世界観でいえば、

大食いも正式なスポーツとして認められてもいいんじゃないかと思う。

 

それならばオレも周囲の平均より頭ひとつくらいは抜け出ることができる

んじゃないかと思ったりする。