清水もつカレー | 昭和80年代クロニクル

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古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

半年ぶりにまた静岡のほうへゆきたくなっている。

伊豆半島も当然いきたいが、今は半島じゃなく静岡駅周辺。

 

この前よりも一歩踏み込んだ論議をまたしにゆきたい。

そういえば、NHKの番組にでて榛名山へいってきたとアノ人がいって

いたから、東京戻ってからも毎日のようにNHKの番組表などを週刊で

チェックしているんけど、それらしき番組もしくは番組予定をまったく見かけない……

 

NHKのロケ番組をみていると、よく画面上に

「この番組は平成○○年○月○日に撮影したものです」

などと、かなり前に撮影されたことを伝えるテロップがでるから、NHKは

収録とオンエアのラグがかなりあるという認識はあるが、それにしてもあれから

もう半年が経過しているから時間が経ち過ぎだ。

 

もしかしたらオレが気づかずオンエアをスルーしてしまっていて、

事実もう終わっているのかもしれない。

 

あるいは、アノ人が民放とNHKを勘違いして、オレにNHKといったのかもしれない。

よくわからないがCS?というやつでやったのかもしれない。

はたまた、放映はあったが特番とかいう大きな取り上げでなく、番組内でのほんの数分の

映像コーナーだったのかもしれない。

 

めちゃくちゃ楽しみにしていただけに、もしもう放送が終わっていたとするならば残念だ。

せめてあの時、番組名と放送日だけでもおくべきだった。

オレとしたことがしくじった(爆)

 

いや……

正直いえば、その件を確認する最終手段はあるのだ。

それは、

「ご本人に電話して、直接訊く」!!

 

実は前回、個人の連絡先を頂戴している。

「賭けで静岡まできましたが、会えなかったらどうしようかと思いました」

といったら、じゃあ次回からは事前に直接連絡くれれば大丈夫といって

名刺をもらったのだ。

 

ホットライン……というよりもある意味レッドラインと呼ぶべきだろうか(笑)

ただ、たかが一度の面識で、そんなことで電話を入れるのはさすがになれなれしいから

やらない。

 

なので、とりあえず今後もラテ欄や週刊番組表を細かくチェックして様子を見てみることに(-_-;)

 

それと、また静岡にゆきたいもうひとつの理由は、おでん。

今度はおでん横丁の中にある昔ながらの店でおでんをかじりたい。

 

前回入った店もあれはあれでよかったけど、せっかく静岡ゆくならばと今度は是非と

いう感じだ。いかないけど、というかいけないけど。

 

その時の静岡おでん居酒屋では、これから吞むことを考えて食べ物は静岡おでんと

豆腐しか頼まなかったが、その他にも静岡ソウルフード系のメニューがあって面白そうだったのは

記憶に残っている。

 

メニュー表を見たら、静岡だけに「富士宮焼きそば」もあるではないか!

パッとみて、正直最初は豆腐じゃなくてソレを頼もうかと思った。

 

だが、冷静によく文字を見てみると、

「富士宮焼きそば」ではなくて、「富士宮風焼きそば」と書いてあった。

 

ここでさらに冷静になって自分の位置状況を把握してみたところ、たしかにここは同じ

静岡県ではあるけれど、富士宮からはかなり離れている。

 

だから、ここにあるメニューはあくまで「風」なのである。

 

おなじニュアンスの焼きそばではあると思うが、

「富士宮」と「焼きそば」の間に、『風』という一文字が入っているかいないかでまったく

異なる存在となる。

 

おなじ女性で、おなじ歌い手であったとしても、

「加藤」と「紀子」の間に『登』という一文字が入っているだけで、一輪の花のような

アイドルになるか百万本のバラのようになるかと異なるのと同じようなものだ。

 

東京の祭りで見かけるインチキ屋台と違い、ここの店はしっかりと「富士宮‘風’」と書いていたから

インチキではない。

だけど、オレとしてはわざわざ静岡まできて「風」を食べる気にはならなかったので、スルーして

豆腐を頼んだに至る。

 

あとこれまた駅周辺からはちょっとずれるが、静岡といえば「清水もつカレー」がB級グルメ。

居酒屋でもカウンターで隣りに座ったサラリーマンふたり組が頼んでつまんでいた。

これも焼きそば同様気になったが、あとのことを考えて胃袋に余裕をつくっておくためスルー。

 

だが翌日東京に戻る前、静岡駅で職場の人間や近しい人間へのお土産を買いに入った売店で

「もつカレー」を発見。

 

周囲へのお土産として購入したついでに、せっかくだから自分用のお土産にも一缶購入しておいた。

 

しばらく保存しておいたが、ここにきて試してみることにした。

 

 

肩書は

「清水もつカレー総研公認 豚もつカレー煮込み」

「もつカレさまです!」というダジャレつき。

 

巻を開けて、深めの器に中身を移し、4分ほど温めておわり。

 

こんな感じ。

 

 

たしかにモツがたくさん入っている。

ルーはさほどドロドロしてない。

どちらかといえば、さらっとタイプ。

 

もつカレーの歴史としては缶の側面に書かれていることを引用すると、

 

「昭和25年、故杉本金重さんが戦時中洋食屋のコックに教わったカレーの調理方法と、

戦後焼鳥屋をはじめた時に名古屋でしった土手煮をヒントに串刺しにしたモツカレーを考案

したのがはじまり。

港町清水には早くから洋食カレー文化が伝わっており、もつカレーは居酒屋の定番となった」

 

とのことである。

 

居酒屋の定番とあるとおり、位置的には肴であるためカレーだけど基本ごはんにはかけない。

 

ただ、今回のように家で食べる場合だと微妙。

かといって本来のルーツを無視した味をしるわけにはいかないので、オレの場合、一応

お茶碗1杯ぶんのごはんだけ用意した。

 

最初半分はそのまま肴としてもつカレーだけすくって味わってみて、残りはなんとなく

ごはんにかけてカレーライスとしてたべてみた。

 

比べた結果、たしかにこれはごはんとあわせるより、単体でモツ煮感覚で食べたほうがいいかも

しれない。

 

あと肝心な単体としての味。

これはあくまでオレの個人的な味覚の感想。

 

これはこれでうまいんだけど、しいていえば別にモツとカレーを一緒にすることも

ないかなあと(笑)

 

おそらく、メーカーは居酒屋によっても濃さや味は違うと思う。

 

静岡の話ついでに、もう1品紹介。

 

こちらは地元のスーパーでセールだった静岡茶使用の緑茶ハイ。

 

お茶のチューハイはほとんど飲まないが78円と安かったから買ってみた。

 

値段の割にはいける。

甘くないので、味わいながら飲むにはいいペースだ。

静岡を思いだしながら一本空けた。