ケンタッキーフライドチキン攻略戦 | 昭和80年代クロニクル

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古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

裏庭には2羽、庭には2羽ニワトリがいた。

 

ということで、先月28日はニワトリの日だったそうな。

 

そういえば、もうここ数年ケンタッキーフライドチキンを食べていない。

ヘタすると一人暮らし初めてから、まだ一度も食べていないかもしれない。

 

決して安い買い物ではないからというのもあるが、それ以上に一食肉だけで飽きないだろうか

という考えがあった。

もちろんバーガー類などもあるが、どうせマックやロッテリアではなくてケンタッキーにゆくのであれば

チキンたっぷりのボックスを買いたいというのが本音。

 

28日はニワトリの日ということで通常1300円ちょっとのボックスが1000円で販売されるとのことだったので、仕事帰りに買って帰った。

 

 

ピースだけでなくて、ナゲットも入っているボックス。

 

似たような価格で「おひとりさまボックス」なるメニューも存在したが、内容的にそれではオレの

胃は満たされそうになかったので、やはり1000円ににわとりの日パックを購入。

 

帰宅後、まずがすきっ腹に発泡酒を1本流しこんで食欲を増進させる。

ケンタッキーのチキンにはハイネケンやバドワイザーなどの洋ビールが似合うかなと思いながらも

冷蔵庫内になかったため、麦とホップを呑みながらチキンを貪る。

 

 

 

「Qさま」の特番を観ながら食べる。

 

脳に知識を蓄えながら体にたんぱく質を取り入れるという文武両道な食事法。

 

ケンタッキーのチキンの形状は断然コレが好きだ。

 

 

有吉弘行も某番組で

「ケンタッキーのチキンは、棒のまわりに肉がついたやつより、平べったいやつが好き」

みたいなことをいっていたが、とても共感した。

 

棒のまわりに肉がついたやつというのは、ギャートルズみたいな漫画でよく登場する

棒状の骨のまわりに肉が丸くついたやつである。

 

あれもあれで美味いんだけれど、この形状の部位についた肉にはまた独特の魅力と味がある。

 

肉をかじりとるというよりも、歯で削ってこそぎ落として食うというようなあの感触がたまらんのだ。

 

もうすべてむしゃぶりつくしてしまったかと思って、骨を広げてみたら、骨と骨の隙間にまだ

わずかな肉が残っていたのを発見した時の幸福は小さいが大きい。

 

オレにとっては、この部位こそケンタッキーの象徴といっても過言ではないかもしれない。

 

しかし、どこでも見かけるケンタッキーが、久々に食べるとここまで美味く感じるとは。

 

ヒッチハイクでロンドンに到着した時に、そこに用意されていたご褒美ディナーにむしゃぶりついた

猿岩石が感じたであろう幸福感と贅沢感があった。