食品偽装事件。


ひとつ出てくると、次から次へと出てくるだろうなと思っていましたが、案の定ですね。


食材の種類やブランドの表示を偽ったり、変更があってもメニューを変ない。


そういうことを流してしまう料理人、料理長など食に携わる職人さんたちのプライドというのは存在しないんだなと思います。


もはや職人ではないんでしょう。



ブランド名や産地名を書きながら、違うものを使って出すなんてありえません。



変えるなら、ブランド名を表示しなければいい話ですから。


明らかに偽装です。


高いお金を出して食事を楽しみたいという客に対しての誠意とか罪悪感とかないのでしょうか。


和食の世界無形文化遺産登録の話が決まるという時に、日本の高級レストランの料理人たちがそんなことを良しとしてしまうことが次々と明るみになるのは何とも残念。


経営陣、オーナーと対立してもプライドをもってこだわりを貫く。



そんな食のプロは古いイメージなんですかね。



コルコルも食品を扱うお店です。



コルコルで扱う商品には安くないものもあります。


安い原料を使った商品の方が手頃な価格で販売できるので、お客様に喜んでもらえることは十分承知ですが、安くない商品には原料にこだわりがあって、安く販売できない理由があります。


その分、そういった商品を使って頂ければ得るものがあり、だからこそ、リピートして頂けたり、紹介して頂いたりしているのだと思います。


商品の質の違いが分かるお客様が沢山いらっしゃることを実感します。


だからこそ、原料について嘘はつかない、オープンにするということは基本です。


嘘をついたり、曖昧にすると、分かる方は沢山いますよね。



目で分からなくても舌の味覚でちょっとした微妙な違いが分かることは多いです。人間の体の感覚は敏感です。



アレルギーや体に不調としてでたり、逆に良くなったりという風に分かることも。


販売する方が、自分で試して、これが美味しい、これが体に合うと思い、毎日毎日使ってみる。



子ども、家族にも試してもらう。



それで納得したら商品化、販売をする。



自分が納得したものをお客様にすすめる。



当たり前のことです。



当たり前のことを普通にやっていきたいです。