厳かな選挙事務所開所。ペルー大統領美人候補、フランス語挨拶にケチュア語で返す。 | PERU day by day改めKansai day by day

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17年住んだペルーから帰国してスペイン語の全国通訳案内士デビューしました。インスタグラムシェアしながら、日常生活や日本の面白いところを紹介していきます。
趣味はランニングとペルーの国民舞踊、マリネラ・ノルテーニャ。

今晩日曜日7時過ぎ、コリカンチャやパラシオ・デル・インカ・ラグジュアリーコレクションのあるサントドミンゴ広場を通っていると香木を焚いているのが感じられた。

中をのぞくと、古いコロニアル・中庭風のホールでアンデス伝統のパチャママ(大地の女神)への儀式を行っていて、かの美しすぎる大統領候補の写真が飾られていた。

そーっと眺めていると、
「入りなさい・・」
という仕草をさせられた。

インカ時代の木の杯、ケロでチチャ酒を回し飲みしながら、選挙戦への意欲を語っていた。
当然ベロニカ・メンドーサ候補はいない・・。

「左ではなく、新しい容貌なのです」
一人の女性が語った。
なんだか、感動して席に座った。

ケチュア語で挨拶をする者もいた。

座った私にも杯が回ってきた。
「再構築しましょう。ペルー、クスコだけでなく、世界の・・。新しい世界を・・」
それだけしか言えなかった。





ベロニカ・メンドーサ候補の選挙対策事務所の開所式だ。
質素すぎる・・。自然保護団体、女性団体、左派の寄せ集めの政治連合・・。


いったい、何人の大統領候補が地方の現状を知っているのだろう・・。
グスマン候補はきっといい顧問がいないのか、クスコにきてもクスコの現状を解決するような演説をできなかった。これはクスコでの地盤ができていないせいもある。

一方で大衆行動党のバルネチェア議員はクスコで国会議員候補になっている人物が、しっかりと忠告をしているのかクスコのカミセア地区の天然ガス問題に関して熱心に語っていた。
そして件の美人候補・・。
母がフランス人のため、フランス、ペルーの二重国籍。
「母がたからの権利なのでフランスのパスポートは放棄しない」
と明言した。

それに対して、テレビインタビューでフランス語で挨拶をしてきたジャーナリストがいた。
有名な社会主義者、ホセ・カルロス・マリアテギの孫でありながら、大の左派嫌いのアルド・マリアテギ。
へたくそフランス語で挨拶すると、ベロニカはアンデス先住民の言語、ケチュア語で挨拶し返した。


かっこよすぎる・・。
クスコ出身・・。ソルボンヌで学業を終えているが・・心は当然。


ペルーは複雑だ・・
いったい何人の候補が、何人のジャーナリストがペルー全体の現状をわかっているのだろう・・。
ベロが当選するとは思えないが、彼女はきっと中央のリマの人々に何かを教えることができるにちがいない・・。

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