アジア系ガイジンの私になんとなく興味を持っているようだったけど、
恥ずかしくって直接私には話しかけられなかったようだ・・
お母さんに向かって、
「ほら、あそこにチーファ(ペルー風中華料理)のレストランがあるよ!」
中国人と日本人の区別はついていないようだ・・
「ねえ、彼女の国って雪降るのよね」
私が新聞を開いていると、道路にたくさんの人が横たわっていた。
「何コレ・・」
「鉱山会社にみんな抗議しているの」
「Nooo,(あら、ヤダ・・)」
その健全な好奇心にすっかり感心した私は訊いた・
「アミーガ、何歳なの?」
「6歳」
「ええ、6歳なの、ソレにしては何でもよく知っているわね」
「うん、だって私もう字が読めるもの。
でも、私にクラスにはまだ読めない子もいるの・・」
ちょっと彼女は自慢げだった。
「へぇ、勉強家なのね」
延々としゃべり続ける6歳の女の子。
そんな会話をすることになった彼女は、
国立大学のバス停留所で母親と一緒に降りた。
おそらくは選挙の投票に行くのだろう。
ふと、ペルーの未来は明るいと思った。