憎しみという感情・・・
時に
強く長く続くときがありませんか
先日、毎日聴いている法話の中で
スリランカのジャヤワルダナ大統領の
慈愛に満ちた歴史に残る言葉を紹介されていました。
早速調べてみました。
太平洋戦争下、
スリランカは日本の空爆を受け
多大な被害や損害を受けたということでした。
その時の補償問題が
サンフランシスコ講和会議で取り上げられました。
スリランカの大蔵大臣だったジャヤワルダナは、
釈迦の言葉を引用して会場に語りかけました。
釈迦の言葉とは、
「憎悪は憎悪によってではなく慈愛によってのみ止む」
というもの。
その言葉を引用したあと、
次のようにジャヤワルナダは、語りかけました。
「戦時中、スリランカは日本によって空爆を受け多大な損害を受けている。
補償を受ける権利はあるが、私たちは賠償請求を放棄する。
なぜかというと、私たちはブッダによって目には目を、歯に歯をという教育を受けていない。私たちは許す。他の国々もそうしませんか?」
慈愛に満ちています。
日本はこれで救われたのです。
その当時の首相吉田茂は涙を流したと伝えられています。
憎い相手を許せず
制裁を望むことがあるかもしれません。
そんな憎悪がずっと心に住み続け
心を病んでしまうこともあったりします。
人を許すこと・・・
簡単ではないかもしれませんが、
慈愛によってその憎しみの感情が消え
心身共に良い状態が甦るならば
それも大切な選択のひとつかもしれませんね。
