詩人 坂村真民の詩の中に

「一番いい人」がある

 

この詩をはじめて読んだとき

心がとても温かくなった

 

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~一番いい人~  「坂村真民」

 

何も知らない人が 一番いい

知っていても忘れてしまった人が 一番いい

 

禅の話も要らぬ

念仏の話も要らぬ

 

ただ お茶を飲みながら

鳥の声をきいたり

行く雲を仰いだり

花の話などをして 帰っていく人が 一番いい

 

別れたあとがさわやかで

過ぎた時間が 少しも惜しくない人が 

 

一番いい

 

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その光景を想像すると

いかに私たちは

いろいろなことを考え過ぎているように思える

 

ただ、そこに居る

何も評価をしない

 

自然のままに生きるってこういうことだなと

 

人間は欲の塊なんだな

 

いったんそれを手放すと

何が見えるだろうか・・・