父の葬儀で担当さんの


家族に寄り添う姿に感動して、


心に残るお葬式は終わりました。






それから数年後、今度は祖母がなくなりました。


父のときは病死でまだ若かったこともあり、悲しい寂しいが強いお葬式でしたが、




祖母は長生きしたね、寂しいけれど寿命。


見送ってあげようね、の気持ち。






悲しい悲しい悲しい悲しい不安悲しい悲しい





そうして、お葬式の打ち合わせ



なんと奇跡が!



父のときの担当してくれた男性だったんです。

母もびっくり❕






手際もよく、式の打ち合わせも滞りなく

スムーズでした。






そうしてお葬式。




私が驚いたのはこのあとです。


喪主挨拶で母が話をすると






ハンカチで涙をふく仕草!




父のときと同じやん…



これ、いつもやってるんだ、この人…




いや、全然悪くないんだよ、もちろん。

実際、父のとき初めてみた家族からしたら、すごくすごく嬉しかったし、感動したんだから。





その人も、まさかこんな数年後すぐに同じ家族の葬儀を担当するなんて滅多にないからさ、


いつものルーティンでやったんだと思うんだよ。






これは、この人のプロの技っていうか、遺族への寄り添いの伝わるポーズで、



もらい泣きとか、そういうたぐいのものではないんだ、ということが分かってしまったという話。





違う人が担当だったならば、この担当さんは


家族に寄り添った葬儀をしてくれていると感動を残したまま、記憶に残っていただろうに…




仕事ができる人であることは間違いないんだろうし、




何回もある葬儀、遺族のことを考えて



その人が考えたテクニックなんだろうなぁ。





ある意味


素晴らしいプロ根性



でも、本音を言えば、知りたくなかったなぁ、と思った




お葬式の思い出。