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この前、やまもとまゆみさん、

発達障害のお子さんがぐーんとのびる心とからだの育て方の著者の方のブログを見つけて、なるほどなぁと思いました。

検査をすることの重要性はそういう部分もあるのと、正しく理解するには勉強しなくてはなんだなぁと思いました。

見えている部分だけで判断をしていくことのマイナス面もあるのだというのは、私も感じていたことだったので、とてもためになりました。












自分の主観で子どもの能力を測ってはいけないと言うことです。
また、学校の学力でその子の知能も決めつけてはいけません。
発達障害を抱える子どもたちの多くは発達の凸凹があります。
その凸凹の尖っているところ凹んでるところがどうしても目立つ。
そうするとその凸凹のどちらかでその子の能力を決めつけてしまいがちになる。が、しかし、WISC-Ⅳの知能検査の結果と学力評価などとかけ離れている場合も少なくない。本当ならもっと学校での評価が高くても良い知能をもっているにもかかわらず現実はそうではないのです。
 こんな場合多くの人は「この子は低学力なのだ。」とか「知的能力が低いのだろう。」と考えてしまい、その子の能力の限界を勝手に決めてしまう。

 そんなことを防ぐには知能検査の一つであるWISC検査を行い、その子の認知能力をしっかりと測ることが必須だと言えます。そして、その子の認知機能の在り方を見ることができるとその子の可能性をもっとしっかり伸ばすことができる関わりが必要であると感じます。学力評価が低く出すぎている場合もあることを知るとしっかり検査そし、その解釈ができることがどんなに大切であるかがわかります。

 主観でその子の限界を決め、勝手に過度な配慮や支援をすることがその子の資質や可能性を拓くことの機会を排除してしまう危険があるのです。
現実にはそんなことがとても多く起こっていると思います。

 身近な家族や援助者、教師などがWISC知能検査の解釈ができることで適切にその子の可能性を最大限に拓くことになるのです。
単に知的障害であるかどうかの見極めだけにWISC知能検査を扱ってはいけません。そして、その検査を定期的に測ることで発達がしっかり援助される環境であるかそれとも発達を阻害している環境になっているかがWISC検査の結果を見るとある程度測ることができます。

 そんなことをとても強く感じます。
私であっても時々目の子どもの姿のアセスメントとWISC検査結果にギャップがあったりします。その場合はしっかりまたサポート法を再検討し、その子の発達を援助できるように工夫します。
同様に保護者がWISC知能検査結果をある程度解釈できると適切に子どもの発達援助ができる家庭内療育がしっかりできるのです。
多くのお子さんさWISC知能検査をしているのにも関わらず全く支援や子育てに活かされていないのは嘆かわしい事です。

子どもは私たちが思っている以上に可能性の種を持ち、
その種は芽吹くことができるのを心待ちにしているのです。

水をやり、肥料を与え、芽吹くための最適な環境を整えてあげようではありませんか。


やまもと まゆみ

主に自分のライフワークや思想感、大好きなもの、感性にふれるもの、大切なものなんかを通じてそこからインスパイア―されたことを綴ります。多種多様な子どもたち、人たちが自分の個性も大切にしながら、みんなが混ざって生きていけるmarble worldを目指しています