私は看護学生です。

実習ではいろいろな患者サンとお話をさせていただきます

今回の実習は会話をする時間がたくさんあって

昨日は初対面の患者サンととても深い話をしました

もちろん患者サンの経緯だとか、悩みだとか、家族のこととかも話してくださいました

そして私もどうして看護師を目指したのか話をしました

過去の辛かった話も素直な言葉で話しました


まるで私が相談しているかのように患者サンはとても熱心に話を聞いてくれました


次の日、前日話題になった小説家の小説に私のような女の子が出てくるということを教えてくれました

彼の好きな小説家で私は全く知りませんでした

患者サンは気が向いたら読んでみてと薦めてくれました

そしてゆっくり言葉を選んで

「こんなこと言ったら失礼かもしれないけど、辛かった経験があってよかったって思えるようなことがあるといいですね」

って言ってくれました

「これから辛いことを経験してよかったって思えることが」

「人の痛みがわかるってとても大切なことですよね」

とも言ってくれました


私はすごく嬉しかったです

患者サンが会話が苦手なのにこんなにステキな言葉を選んでくれたこと

私の辛さを分かってくれたこと

私を理解しようとしてくれたこと

私に前向きになってほしいと考えてくれたこと

なんだか、心があたたまりました

きっとこうやって忘れられない患者サンができていくのかもしれないなと思いました


相手の痛みを理解するって本当に簡単なことじゃない

相手の痛みの原因や内容を発表できることとかじゃなくて


相手の心からの訴えを聞いてあげることができることなんじゃないかなと思った

これから、もう少し患者サンの話を中断することなく思う存分話したって思えるほど聞いてあげたいと思った


この偶然の出会いに感謝です

ありがとう