誇張なしで2日しかしっかり勉強しなかった色彩検定一級の二次試験。

それでもその二日は時間あればずーっと過去問解いてましたけどね。

三年分を正味15回ずつはやったと思います。問題自体を覚えるレベルです。計15時間ほど?

色の知識などがある程度入っているのが前提ですが……。

 

それなりに勉強時間をかけて勉強してきた人がいて、それでもこの試験に落ちるという人がいたなら、それは勉強のやり方が悪いんだと思います。要領というか。

PCCSの対策だけでもしっかりすれば合格ラインは越えるでしょう。

過去に出されていたとかいう明度の暗記なんかもちろんしません。絶対出ないし。

絶対出ないと言い切れるのは、試験を作る大人の事情がわかるからですが。

合格率がどこぞの国家試験なみに低い時代から、最近の傾向にしたとなれば、過去のシステムに戻る理由がないでしょうから。

まあなんらかの意図で戻る可能性もなきにしもあらずだとは思いますが、そうなったら苦情入るんじゃないですかね。

試験自体の難易度を上げるならともかく、こういう調べればわかるような、覚えなくていいようなものを覚えさせるのは、ナンセンスですから。

 

PCCSも出題されるなら、二つの色にまたがって判断されるような色彩の幅がある色はまず出ないだろうと割り切りました。

出たとしても1つの色に限定できるようなヒントが出るだろうと、大体の色と番号をなんとなく覚えるだけにしました。

実際、紛らわしくなりそうな場合、選択肢自体が減らされていて、見分けにくいvとbとかそういう誤差の範囲のようなレベルでの見分けをしなくてはいけないようなものは、近年なくなっていましたから。

この傾向は続くと思います。

 

近似されやすい、判断されにくい色は出されないと言い切れる理由はなにか。

 

採点が面倒くさいから!!

 

冗談のようですけど、本気です。

 

採点側に立ってみるとこの試験の大変さがわかりますよ。

冊子の形で解答を提出しているし、カードを手で貼り付けているのですから、多分手で採点してるのではないかと思ってます。

書いてある色番号とカラーカード、両方を突き合わせて正答とするなんて、採点官どれだけ大変なんだろうと同情したくなります。

 

過去に複数回答が存在した問題もありましたけど、あれ、試験を作った後にミス発覚したんだろうなと思ってます。

去年にUC級と二級の試験受けた感触からしても、色彩検定協会、試験作りに不慣れそうですからね。

10年以上もこの資格試験あるはずなのに、試験作りに長けた人がいないんですかね。

試験を制作しなれている団体だったら、論理問題で解けたり、ましてや問題文に解答を載せるなんてミスしませんから。

 

 

もし、今後に色彩検定1級を受けようかなと思ってる人がいたら、買うものは

 

3級、2級、1級の公式テキスト

公式から出ている過去問最新3年分

新配色カード199aを1冊

 

をおすすめします。

問題集売ってない!と思いましたけど、実際蓋を開けてみたら過去問対策だけで受かる内容かなぁと。

 

配色カードは、裏に色の名前を書いて、単語帳のようにした方がいいです。

私は最初小さく切ったものを単語帳に貼って使っていたのですが、小さいと正しい色がわかりにくくて結局はこういう方法になりました。

私自体は2級と3級の公式テキストは買わなかったのですが、ネットで色の名前の由来とかを調べてくるのがやはり面倒だったので💦

この辺はケチらない方が時短になると思います。

 

配色カードを2冊買って、1冊は単語帳、1冊は切る練習用に、とわけてもいいですが、別に切る練習する必要ないと思うのですよ……。

切り刻むのは、試験に出ないGy、Pl、off、FLで練習すればいいかと。

ただ、どういう順番でカラーカードがあるかくらいは見た方が楽かもですけど、探すのに30秒もかかったりしないし、そこまで貼るものも多いわけではないですから。

 

慣れれば問題自体は見直し込みでも40分以内に解き終わるレベルです(私は3回は見直ししました)。

それからまとめてゆっくり貼っても1時間以内には終わります。

覚えなければならないことは過去問解いていれば覚えられますしね。

 

自分のセンスでデザインしなさいとかいう試験じゃないのは確かです。はい。