父島の州崎で採取され、よく食されているハバノリ。
島では「はんば」と呼ばれています。
卵かけご飯に「はんば」を入れて食べると美味しいと聞いた事があります。
.
.
昨日、国立科学博物館の大学先輩から連絡がありました。
ハバノリとされてきた小笠原の「はんば」は、遺伝子解析をしたところ、キヌハバノリということが分かったそう。
キヌハバノリは2014年にセイヨウハバノリと呼ばれていたサンプルの中から別種として区別されたもの。
つまり、「はんば」は元々セイヨウハバノリ。
2014年に別種のキヌハバノリとして名前が変わったはずですが、小笠原では今日までハバノリとされてきました。
.
.
小笠原ビジターセンターに置いてある私が作った「島で食べられる海藻図鑑」もアップデートしないとですね。